鰺鱒 さんの感想・評価
1.9
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 1.0
状態:観終わった
昔学んだことを思い出させてくれたありがたい作品でした
その話題性の高さ、評価の・・・安定感(言葉を選んでみた)から、いつかは見ておかなくてはならいと思っていた作品。
なるほど。これか。
声優さんは、ちゃんと仕事されていると思うのですが、評価しづらいです。
皆様のレビューや過去の記憶を頼りに、まずは特に話題性の高かった1、3、11話を視聴した。
1->3話の間で侍ガールが増えていたし、3->11の間で金髪少女ふくめなんかいろいろ増えていたけれども、まったく気にならない安定感。あ、これって「いつでもどこでもいつものように」、すなわちユビキタス?
むしろ視聴を飛ばしたエピソードでなにが起こっていた(起こっていなかった)のか気になってしまい、覚悟を決めて全視聴へ。時間はかかりましたが完走しました。
ところで、私が学生時代にマーケティング系の講義で習ったもののひとつに、「認知的不協和」およびその「低減(だったか解消だったか)」という心理状態、あるいは心理的現象を指す言葉があります。
前者は、自己の中に相矛盾する認知状態が同時に存在することを認識することで生じる不快感を指します(例:「このアニメはひどい。だから見たくない」「ひどいものを限られた時間を消費してみている」→なんでやん?=認知的不協和)。
後者、認知的不協和の低減とは、自己の行動や思考を変容させることで認知的不協和状況を受け入れやすくすることを指します
(例:「このひどいアニメを見るという行為は自己の精神鍛錬になっている。視聴サンプルを増やすという意味もある。これは自分のためになる行為なのだ。だから見ていて良いのだ!」)。
ずいぶん久しぶりにこの用語を思い出しました。
以上です。