たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
何かを好きでいられること。
恋人や家族だけでなく、「何かを好きでいられること」が非常に重要である。
音楽でもスポーツでも絵画でもゲームでもアニメでも。
好きでいられることが素晴らしいということを「少女漫画」は謳っている。
いや、少女漫画だけでなく恋愛映画でもいい。
何かに夢中になるその気持ちが「伝えられる」ことが難しいのであるが、文化にはそれを可能にするパワーがあると信じている。
僕は幼い頃から「漫画」や「絵画」が好きだった。から、絵を描くことを選択しただけであって、スポーツが好きな人はスポーツをすればいいし、音楽が好きな人は楽器や歌を歌えば良い。
重要なのはそれを本当に「愛しているか」であり、その気持ちを伝えようと思えば自然に伝わって来るのではないだろうか。
「オタクに恋は難しい」や「君に届け」にはそういうパワーを感じるからこそ幅広く支持されたんだと思う。
一番悲しいことは、何かに夢中になることが何もないことだ。