退会済のユーザー さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
パッ パッ パラッパ パパパパ パラッパッ~♬(スキャットマンじゃないよ)
架空の港湾都市「空崎市」で繰り広げる犯罪組織「モウリョウ」と古来から引き継がれている自警情報機関「月影」との戦い。(スパイ工作戦)
月影メンバーは普段は普通の女子高生。しかし事件が起これば、
・制服アレンジしたような“露出”の多い忍び装束
・最新式のスパイアイテム&ガジェット
・一時的に身体機能を跳ね上げる「スパイス(香辛料)」
・どんな大開脚アクションやローアングルでも決してパ〇ツを見せない『鉄壁のミニスカ』(笑)
で、街の悪と戦う。
ひょんな事から月影にスカウトされた女子高生「源モモ」は、殉職した警官の父と同じく大好きな街を守る為、月影に入りモウリョウに立ち向かう。
モモの修行と試練と正義の戦いが始まる・・・
「女子高生でスパイ」モノですが
「ジョーカー・ゲーム」ほどリアル・シリアス度はなく、「プリンセス・プリンシパル」ほど国家の牽制(緊張)やスパイチームに悲運な生い立ちも無い。
活動時は忍び装束で「くノ一」属性。何かと「くノ一」ネタはエロビジュアルにされがちですが『鉄壁のミニスカ』のおかげで「閃乱カグラ」ほど下品な露出は無くサッパリしてます。
月影メンバーの構成は「師匠一人に弟子一人」というスタンス。まるで星間戦争映画の「秩序の騎士」みたく「1人のマスターと1人のパダワン(弟子)」
みたいだと思ったのは私だけではないハズ。(笑)
ストーリーベースはハード気味で「生死」に関わる事案なのに、スパイ活動外の日常がゆる過ぎて緊張気味に構えて見ていると何か肩透かしを食らったみたいな違和感がします。(なんだろうコノ感覚?)
修行も『(百合)部活動』みたいな感じだし、忍動物のカマリ(カエル)、モノミ(フクロウ)、ラッパ(アライグマ)も『ファンシー』過ぎるせいか?
それとも「スパイ」モノの『シリアスな非情』さを抜いてるせいなのか?
それでも終始安定気味作画とテンポのいい展開、アクションもキレは良くBGMもイイ感じで盛り上がりましたので最後まで見れました。
個人的に気になったのはサブタイトル。往年のスパイ映画や小説を捩ったタイトルで、{netabare}
EPISODE:01 ゴールデンスピリッツ→「007/ゴールデン・アイ」かな?
EPISODE:02 第1の挑戦→「レモ/第1の挑戦」
EPISODE:03 モウリョウ→敵組織の名前が来るところから「007/スペクター」かな?
EPISODE:04 Never Say Never Together→「007/ネバーセイネバーアゲイン」
EPISODE:05 Phantom・Protocol→「ミッション・インポッシブル:ゴーストプロトコル」
EPISODE:06 友情の報酬→「007/慰めの報酬」
EPISODE:07 初芽より愛をこめて→「007/ロシアより愛をこめて」
EPISODE:08 N機関情報→第二次大戦末期、消えた兵器買い付けの金塊を追うスパイ映画「D機関情報」
EPISODE:09 ディスティニー・サークル→「キングスマン/ゴールデン・サークル」?
EPISODE:10 ソラサキ応答無し→「OSS 117 リオデジャネイロ応答なし」かな?
EPISODE:11 ゲッカコウ作戦→色々予想できるけど「007/サンダーボール作戦」かな?
EPISODE:12 ツキカゲは永遠に→「007/ダイヤモンドは永遠に」
{/netabare}
と、憶えがあるとニヤリとさせられました。