鶴 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
裸一つで突き抜けろ!!!
設定には、若干の無理があったが、このアニメに理屈は不要!!
叫んで、よくわからないのがごちゃごちゃ勢いだけで突っ走る!!
ふざけた脚本のようにみせて、
{netabare} ヌーディストビーチがなぜ裸なのか。なぜ極性服の露出面が多いのか、なぜ母親が出てこないのか、なぜ父親は年老いているのか等 {/netabare}
巧妙に仕掛けられた伏線の回収は見事だった。
人間は様々な仮面を来て生きている。それは服でもそうである。
意味もなくブランドの服に袖を通すそれは生きながらにして資本主義の奴隷とも言える。
それに反旗を翻すように、裸一貫で、敵に突っ込んでいくキャラクターたち。
かっこいい。。。
ふざけた勢いアニメにみせて、意外にもメッセージ性があるところが本アニメの真骨頂。
そしてそれを彩る素晴らしい作画。
伝説のアニメーター
金田伊功の正当後継者たる今石洋之が送る正統派アニメ作画。
金田パースや金田ジャンプが目白押し。
勢いのある作画や時間が止まったキャラのアクションをリアルな水彩画で表現したり、字幕弾幕を縦スクロールで流したり、とにかく熱かった。