hidehide さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
偽善者が過ぎる
懐かしく、二度目、観ました。
歳を重ねて改めて観てみましたが、
主人公の『不殺』『殺さない』の精神は
基本的には賛成ですが、極悪人は殺さないとさ…。
その機会が何度もあったのに、
それを見逃したが為に、大勢死ぬ、大勢殺される。
そして、それを嘆き、怒り。
怒る前に、撃たないとさ…
あなたのその凄腕は何の為ですか?と
何度思ったか。
普段チャラくても、その銃口が一般人に向けられる
前には本領発揮しないと、向けられた時には、
殆ど手遅れでしたが。
それでも相手を殺さない、ってね。
殺さない事で、
何か、誰か、を救った気になっている
偽善者が過ぎるアニメ、でしたね。
もっと面白かった記憶があったけれど、
こんなに、
殺す、殺さない、罪や許し、正義や悪、平和、
みたいな事を刷り込んでくるアニメだったかな、と、アニメに向かって言うのも何ですが、
死刑制度反対論者のチープなアニメでした。
鶴さんがご健在で声優をなされていて、
悪役にベジータの声優さんが出た回には、
何だか感慨深くなりました。