ヌンサ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
僧侶と交わる色欲の夜に…(違)
見て最初に思い浮かんだ作品は、「ギャラリーフェイク」(真贋)「猫神やおよろず」(骨董品店)「それでも町は廻っている」(身近で起きる小さな事件)などです。結果的には、それらをスケールダウンさせたような作品でした。
オープニング曲がA応Pって合わないな・・・と思っていたのですが、そもそも作品が恋愛寄り(?)だったので、
作品の世界観をうまく表すことができていたと思います。シリアスなミステリーを期待している人を、オープニング曲である程度(いい意味で)離れさせることができたのではないでしょうか。
他の方のレビューをざっと読むと、やはりというかなんというか微妙な評判ですね(笑)。
多分この作品の原作は、"10代の女の子が初めて本格的に読む小説"としては非常にふさわしいのではないかと思いました(読んでませんけど)。連載が今でも続いていることが何よりの証拠ですね。
今作をきっかけに、本格的なミステリーを読むなり恋愛小説を読むなりBLに目覚めるなり(笑)する女子はある程度いそうな感じがします。まるで分化前の細胞のような作品です。
そういう意味でも深夜アニメに求められているクオリティは、確かに感じませんでした。
2000年代前半とかの夕方に放送されていたら、そこそこの支持を得られていたような気がします。
"自分が本格的にアニメに目覚めるきっかけになった作品"として。
あにこれに来るような面倒くさいオタク(笑)以外には支持されている可能性が微レ存