退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
大手武器商会HCLI社「ココ・ヘクマティアル」付きの私兵(傭兵)・『バルメ』が、まだ日本でカタギだった頃・・・・・・・(スミマセン、ウソです)
女性航空自衛官/鴨居つばめ(28歳)
未婚・彼氏無し と、言うか彼氏要らない。異性に興味なし。何故ならば、
『真性ロリコン(紳士系)』だから!
そんな彼女が、ある理由で自衛隊を除隊。(と言うかアイパッチしてる時点で察しがつきそう)
金髪藍眼のロシア美幼女・高梨ミーシャ/小学二年生
母(金髪ロシア人)の連れ子として継父・高梨康弘(プログラマー?)と二人暮らし。
しかし最愛の母が亡くなってからは、登校拒否のやさぐれヒッキー中。友達はフェレットのクマゴロー。
父・康弘とは未だタメ口をたたく、生意気盛り。
以前からミーシャを(ロリ)チェックしていたつばめ。除隊して失業中の彼女は高梨家の「家政婦募集」に食いつき、メイドとして働くことに。
華奢そうなメイド服と整った顔の容姿とは裏腹に、腹筋は6パック、二の腕・大腿部・脹脛はガチガチの筋肉という首から下は別次元の存在!(作画ミスじゃないよ)
炊事・洗濯・掃除は完璧にこなし、特に縫製はフリル付きが得意。そして何よりもミーシャを愛でる粘着質なまとわりつき(尊い・・・)に、ミーシャは恐怖すら憶えるほどドン引きまくり。(ヒッチコック映画「サイコ」で有名なバスシャワーの惨殺シーンのSEっぽいのが流れるくらい)
自衛隊仕込み(?)の機敏な行動(レンジャー・野外行動など)でミーシャにつきまとうつばめ。
料理・スイーツの腕前は認めるものの、何かと過剰にアプローチするつばめを鬱陶しく邪険にするミーシャ。
そんな攻防が続く騒がしい毎日だが・・・
思いっきりの笑顔で(ロリ)変態を披露するつばめ。しかし、あくまで『愛でる・もてなす』姿勢で、イヤラシく手をかけないトコロが紳士的。異常過ぎな行動には見ていて引いちゃいそうです。(でも笑わせられてしまう)
しかしそのチョッカイのおかげで、10代以下で早くも『引きこもりの社会不適応者』生活を脱し、登校や友達も出来るなど荒療治な養育過程としてみると面白かった。
時には気持ち悪い程ベタベタにまとわりついてあらぬ妄想をしたり、
時には「スナフキン」の如く真面な大人の対応で諭し、
ミーシャもウザいと言いつつも、口では決して言えない信頼をつばめに感じているみたいに見えました。(ツンデレ?)
良い見方としては、多感な子供時代に不幸事で落ち込んで周りを拒絶気味なお子様を、尻を叩いてでも引っ張りまわして社会適応養育するような感じにも思えます。
サブキャラもいい按排で、変に突出したクセもなく、程よく主役二人(ミーシャ&つばめ)を引き立ててくれました。
・仕事をしなきゃならないし、子育てとしてミーシャとどう接したらいいかわからず、オロオロしまくりの父「高梨康弘」。
・人語を解しミーシャをサポートするフェレットの「クマゴロー」。
・ミーシャの友達、大人し目な眼鏡っ子「鷲崎みみか」と、ミーシャにライバル心を燃やし脊髄だけで生きている(笑)ギャルっ子「森川ゆい」。
・つばめを追って自衛隊を除隊した、真性ドMで実家はお金持ちの「鵜飼みどり(ミドリン)」
女性で、そこそこいい大人のロリコン変態という目新しいジャンル。(笑)
とても元気で勢いのある楽しいアニメでした。