hidehide さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.5
作画 : 1.5
声優 : 1.5
音楽 : 1.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
見崎 鳴 の復讐?
ミステリー…ホラー…
『…ぽく』狡猾に作られているのだとは思います。
…が…
ある程度、歳を重ねてから見た今、
高評価を挙げていた自身が恥ずかしい…
これ、
『見崎 鳴』が
4月からの事実と、義眼の能力を話していたら、
少なくとも、テープを聞いた後にでも話していたら
あれ程の人死には出なかったのでは…
…と、それを言うと本末転倒なのでしょうが。
要するに、
『誰か1人』『自分だけは知っている』により
内容を左右できる、結末を変えられる要素を持っている。
この時点で、
『死』という土俵に上げられた3組の全生徒とは
既に平等な立ち位置にはいないワケで。
そこは、
全員、何も知らず、謎を解き、驚異、恐怖と
戦わないといけないのだ、という『流れ』…で
作られていたのではなかったか、と。
それが、回を重ねる度に、色々『知っていた』と。
皆が右往左往している間も、彼女は色々『知っている』
…これ、
この序盤の内容からはナシではないですか?
双子に死により、4月から、と知っていた、
死者の色が見え、その死者が誰なのかも知っていた、
机は職員室の…と…知っていた…
そして、最後になって、
『私がやらなきゃ』…と殺る気を出す…
今まで、何一つ語らなかったのに?
バカスカ生徒が死んだ後、
『私見たの!彼女が死ぬ所を』…と
ドヤ顔でネタバレし、『だから殺して!』…と
言われましても…
敢えて黙っている事で、謎が解明されぬまま
日増しに死者は増える…
合宿に参加すれば、もっと大勢が死ぬかも…と、
自身を
『いない者』とした3組生徒への『復讐』とも
とれなくはないのですが…
そうではないのであれば、
ワケ知りのチート持ちを混ぜ込んではダメかと。
皆さん思いませんでした?
『何だよ知ってんじゃん!』『早く名前言えよ!』と。
結局、作中では、
あの『何か』『現象』については明かされませんでしたね。
副担任という位置、増えた机は職員室の…
…それならば、
C組と名称を変更してもダメ、
要するに3番目のクラスが云々という設定は、
もはや関係ないのでは…と。
1回見ると驚くでしょうから高評価になるのでしょうかね。
2回目、冷静に見るとツッコミ所が満載です。