退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
♬ 嵐(テンペスト)と共に やって~~来たー・・・・
誰だ!誰だ! 敵を蹴散らす無敵の魔物~~
リムル・テンペスト! チートなスライム
捕食! 擬態! 絶対耐性! 能力解析、黒稲妻!!・・・
などと、つい鼻歌を歌ってしまう、楽しいような面白いような異世界冒険アニメ。(笑)
2018.12.05【途中感想】9話まで見て。
えーっと、毎度のことながら『定番』の、
・主人公、ファンタジー異世界に転生。
・何かしらチート能力有り。
・主人公の人柄により良くなるか?悪くなるか?の「異世界転生モノ」です。
今回の主人公は、
現代日本・ゼネコンのサラリーマン「三上悟(みかみ さとる)。37歳独身(未だ童貞&割とオッパイ好き)。
とある昼日中の街で同僚の後輩・田村を庇い“通り魔”に刺され三上は死に瀕していた。しかし!、
『30歳ま童貞を貫いたら魔法使いになれる』という「都市伝説」が奇跡的に発現。(笑)しかも40歳手前まできてたので『大賢者』というユニークスキルとして魂に定着。www
薄れゆく意識の中で徐々に身体機能喪失と我が身の不運を嘆き死の恐怖に怯える中、次々と「痛覚・身体異常」等を解析し耐性スキルを習得していく大賢者。
田村に家のPCを風呂に沈めて消去してくれ(ソレを言い残すという事は、当然人に見られたくないHな○○があるということか・・・)と言い残し事切れる。
次に三上が意識を取り戻した時は暗い洞窟の中、人の姿の感覚は無くファンタジー世界でいうところの「スライム(オッパイ好き)」になっていた。
マトモな一般人なら理解不能で発〇しそうなのだが、幸いにも漫画・アニメ・ゲームでよくネタにされてる『異世界転生モノ』を少々嗜んでいたせいか、それ程慌てることもなく自身の境遇を受け入れ、さらに大賢者のナビゲートのおかげで捕食→解析→スキル(能力)取り込みを繰り返しドンドン「チート」な存在に成長。(笑)
そして洞窟で出会った「無限牢獄」に閉じ込められてる暴風竜ヴェルドラ(横柄な態度をとってはいるものの、寂しがり屋のツンデレさん)と出会い、この世界で初めての友達となる。
ヴェルドラから「リムル」の名をもらった三上は「リムル・テンペスト」を名乗ることに。無限牢獄で朽ちていくヴェルドラを不憫に思ったリムルは、一度呑み込んでかなりの時間はかかるものの大賢者で解析し牢獄から出してやろうという手段を試みる。
そして「その場」から居なくなったヴェルドラの消失が、思いのほか各国周辺に影響を及ぼすことになろうとは、まだリムルは知らずにいた・・・
ってなわけで洞窟を出たリムルは牙狼族(狼系モンスター)の襲撃から非力なゴブリン村を助けたことを皮切りに盟主に祭り上げられ、牙狼族も取り込んで何かと面倒を見るはめに。
呼び名が無いゴブリンたちを不便に思い、軽い気持ちで名前を付けたら全員に回った後は身動きできず昏睡状態(スリープモード)。この世界の理(ことわり)でネームド(名持ちモンスター)は、名を与えられると共に『魔素』を名づけ親(主)から自然と吸収されるらしい。
リムルが昏睡から目覚めた時には1mソコソコの貧弱なゴブリンたちは・・・何と言うことでしょう(by:加藤みどり) 標準人間並みに見事な体格に『進化』したではありませんか。(ヨボヨボ村長に至っては・・・笑)
さらに生活向上の為にドワーフの国に赴き、名工・カイジンと三人の職人を連れ帰ってみると周辺のゴブリンも集まって大所帯になり、ドンドン文化水準・集落形が態向上していく様子は面白い。(もうみんなリムルに傅(かしづ)く傅く)
手探りで少しずつ発展していく展開は、まるで「シ〇・シティ」か「〇列車で行こう」の都市開発ゲームみたいな感じがして楽しいデス。(笑)
ドラ〇ンクエ〇トから馴染みのある最弱系モンスターの部類なのに、色々と都合のいい「最強な存在」になったスライムが主人公という視点は面白い。
PVで2クール宣言してたので、割と余裕のある丁寧な進行具合だと思います。 作画はブレも無く安定気味(良い意味の方。急に絵柄が悪くなったり、動きがオカシくならない)。アクションになるとキレのいいスピード感が出てて良いです。基本コミカルなところも多いけど、程よくシリアスな状況も入っていい按排だと感じます。
リムルも「変」にはしゃいだり騒ぎまくるバカ者・・・じゃなく若者と違い、常に冷静な対応(見方によっては諦めムード?)は客観視点の大人みたいでいいし、滑るボケとツッコミや、回を追うごとに増え続ける個性的なキャラも見ていて楽しませてくれます。
みんな仲良く平和で一番がモットー。敵対しても和解・改心、仕える気があれば快く受け入れる懐深さのリムルに誰もが敬意を示し、新しく街づくりを進める中、そう順調に進まないのは世の常。
・リムルと同じく転移、転生した人間との出会いと運命
・敵対する脅威の対策
・この世界にいる『魔王達(数人存在し、それぞれけん制し合っている)』の思惑や謀略
・村→街→都市(国家)となれば周辺地域勢力とのパワーバランスや外交なんかも問題(ましてや現在住人はモンスターばかり。人間国家から見れば脅威?)
など多様な問題を『37歳の大人(オッパイ好き)の対応』でどう対処するか見ものです。
さて、1クールも大詰め。「森の争乱編」に入りました。{netabare}
・オーク20万の大軍団襲来
・マトモにぶつかるリザードマン(蜥蜴人族)王国の危機
・リザードマン王国の首領の息子、ガビルの愚行と奔走(戦士の技量はあっても思考と横柄な態度が『アホタレ』のお調子者)
・黒幕、魔王ゲルミュッドの計画
・「ジュラの森大同盟」の成立
など{/netabare}
となり、OPとEDを見た限り、続く
「魔王来襲編」{netabare}{netabare}
・「ジュラ・テンペスト連邦国」の建国宣言と外交(ドワーフの武装国家ドワルゴンと獣王国ユーラザニア)
・見た目と性格は「お子ちゃま」。しかし数百年生きてきた実力ある古参の魔王「ミリム」がやってきた!しかもス〇ーツにつられてテンペストに居座ることに。
・オーク軍団進行の情報を探る為ジュラの森テンペスト王国へブルムンド王国&ファルムス王国から人間の偵察調査団がやって来た。
・魔王クレイマンの計略でテンペスト王国に空飛ぶ巨大な魔物カリュブディスが襲ってきた。(再生能力が高い上に物理攻撃しかダメージを与えられない厄介モノ)
など{/netabare}{/netabare}
「人魔交流編」{netabare}{netabare}
・テンペスト特産「ポーション(回復役)」やユーラザニアの農作物、酒類など交易が進む中、シズ(召喚者:井沢静江)が且つて教師をしていたイングラシア王国へ行くことを決意するリムル。
シズの教え子たちに出会うのだが、「あのような」結果になったので当然誤解が生じるわけで・・・・{/netabare}{/netabare}
までのようですね。(原作ストックはまだあるようです)
コレは『当たり』になるような気がします。