タック二階堂 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
三浦しをんのヒット小説をアニメ化。目指せ箱根駅伝!
詳細は公式あるいは原作小説を読んでください。
三浦しをん原作の大ヒット小説のアニメ化作品。
ストーリーは……まあ、簡単に言えば箱根駅伝に
出る話です。
当然、箱根駅伝のアニメなので放送は日テレ系。
時期も、ちょうどこれが終ったあとすぐに正月なので
箱根駅伝を観ましょうね、というテコ入れ作品です。
まあ、リアルの箱根駅伝は青学の天下が続いていて、
面白くないということもあってのテコ入れなのでしょう。
製作はProduction I.G。
ちょっとオトコ臭が強い作品になりそうですが、
ストーリーの面白さは定評がありますので、そこは期待
ですね。
======第1話視聴後、追記です。
作画も演出も非の打ち所がない立ち上がり。
1区は好スタートを決めました。
さすがProduction I.Gですね。
これなら期待できそうです。
======第2話視聴後、追記です。
いや、面白いんですよ。原作のパワーもあるし。
でも初回と2話を合わせて1話分でよくない?
ちょっとモタモタしている感じがします。
======第3話視聴後、追記です。
箱根駅伝のプロモーションアニメなら、来年の
出場校22校+関東学連選抜を合わせた23校って
ことにするアップデートはやっても良かったのでは?
それに、ライバルの榊のジャージにあったマーク。
あれは日大っぽいですが、今や弱小チームですよ。
いちおう関東インカレポイントで「お情けで」
出ますが、他の陸上競技で稼いだポイントで出られる
にすぎないんですから。
そこも青学(白に緑)とか、東洋(鉄紺)にして、
設定を変えるぐらいしてもいいのでは?
ストーリーは相変わらずもったりもったり進む
感じです。ようやくヒロインが出てきましたが。
期待が大きいからこそ、細かいところをもう少し
詰めてほしいなあと思った次第です。
======第11話視聴後、追記です。
年内でまとめるにしては、ずいぶんとモタモタ
やってるなあと思ったら、これ2クールだったんですね。
で、11話で年内の放送は終了。
って、こんなところで終わって、予選会すらやって
ないのでは、とても箱根駅伝のPRにはならないんじゃ…
駅伝興味ない人が、ここまで観て「よし、正月は箱根駅伝
観るぞ!」ってならないもん。
ということで、そういう思惑があったわけではないのか、
それとも思惑が外れたのか、たいしてストーリーが
進まずに1クール終了です。
======最終話視聴後、感想です。
面白い原作を、大きなミスもなくきっちりと
アニメ化しました、という優等生な作品でした。
惜しむらくは、編成のミス。
これが昨年末に終わっていれば、そのまま正月の
箱根駅伝に上手くタスキを繋げたのに。
それと、これは誰が悪いということでもなさそう
ですが、駅伝の本番シーンが駆け足でした。
ただ、じゃあその前に丁寧なキャラの深掘りを
しなければ、それはそれでなんとも微妙だし、
こんなものかなという感じではあります。
原作を読んだ人なら、確かによくアニメ化して
いるけれど、なんか少し物足りないな、という
印象を受けるかもしれません。