「STEINS;GATE 0 [シュタインズ・ゲート・ゼロ](TVアニメ動画)」

総合得点
95.3
感想・評価
1499
棚に入れた
7526
ランキング
2
★★★★☆ 4.0 (1499)
物語
4.0
作画
3.9
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.1

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ネタバレ

うにおいくら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前作を観ていないと理解できないかもしれない

 元々は『STEINS;GATE』と言う名のゲームが原作のアニメ。

 その2011年4月から同年9月までテレビで放映された『シュタインズ・ゲート』の続編が『シュタインズ・ゲート ゼロ』。

制作はWHITE FOX 。

 はっきり言って前作を観ていないと、理解しがたい上に面白さが半減する。
出来うるのであればもう一度、前作『シュタインズ・ゲート』を見たうえで23話『β境界面上のミッシングリング』を見直してからこの作品を見る事をお勧めする。

 しかしこの作品は前作の『23話』を違った結末になった場合を想定して作るれた『23話(β)』につながる世界観で制作されている。

なので牧瀬紅莉栖は存在しない世界から始まる。

 正確には以下のように見てもらうのが一番良い。
時間がたっぷりあるヒマな人にお勧めする。

『シュタインズ・ゲート』1話~22話を観て
23話『β境界面上のミッシングリング』→
「シュタインズ・ゲート ゼロ」全話→
『シュタインズ・ゲート』23話(オリジナル)→
『シュタインズ・ゲート』24話(オリジナル)→
『シュタインズ・ゲート』25話(DVD版) 見なくても問題はない。

とこの順番で見てもらえればかなりすっきりするのではないだろうか?


 前回、中二病を炸裂させていた岡部倫太郎は単なる大人しい大学生となり果てていたが、やはり鳳凰院 凶真が懐かしい。
見慣れるとあれは癖になるようだ。

 しかし宮野真守はこういう役をやらせたら流石と言うしかない演技をする。これは誰にも真似ができない才能なんだろう。
ちなみに『オーバーロード』でのパンドラズ・アクター、『東京喰種トーキョーグール』での月山習などの役は彼の持ち味が存分に出ていると個人的に勝手に思っている。

なので『銀河英雄伝説』のラインハルト・フォン・ローエングラムはあまり納得していない。




 後半一気に話が進むのだが、最後の最後はテンポが速すぎて訳が分からなくなるかもしれない。
前半部分で出ていた『伏線』の回収も無かったりする。これはゲームをやっていないと理解できない。(やっていても単なるブラフだったりするのもある)

 劇中に出てくる岡部倫太郎の言葉『シュレディンガーの箱』とは量子力学が引き起こす奇妙な現象を説明する際の例示に用いられる『シュレディンガーの猫』が入った箱の事を指すのだが、「なんか物理学の難しい法則の例えなんだろうな」程度に聞き流してもらって問題ない。


前作を観て面白かった人にはお勧め。
1話目で岡部倫太郎の中二病が居た堪れなくなって挫折した人は、もう一度前作の1話目からの挑戦をお勧めする。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 202
サンキュー:

8

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