Dave さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
なにこのガヴリールっぽいタイトル…
なにこのガヴリールっぽいタイトル…と思ったけど、1話を視た途端、まるで中華ガンダムでも見せられたような「コレジャナイ感」を覚えました。こちらの悪魔ちゃんにはあまり魅力がないのは、画が可愛いようで古臭く可愛くないからなのか、かつて読んだ「コロコロコミック」系ギャグマンガのようにワンパターンな展開のせいか、展開が早い割には掘り下げないキャラの薄っぺらさゆえか…。エロを出してこないのは幸いですが、代わりに面白くもないギャグのようなグロが入っていて、やはり下品。ハチャメチャ、ドタバタだけどギャグが冴えないんだよなー。
特筆すべきはOPの曲で、これはキャッチ―でメタメタしていて、とてもいい。しかも主人公「邪神ちゃん」の声優さん、歌唱力も声優さんとは思えない上手さで、円盤は円盤でもCDの方をゲットしました。普通はアニメがいいから(そうでもない)OP・EDも好きになってきた、というパターンが多いですが、私にとって本作は逆で、このOPに作品の印象がすこし引き上げられた格好です。
終わって振り返ると、画の若干の修正とか、グロさと無意味なスプラッターの自重、ギャグと日常のバランスなど、少しパラメーターをいじるだけでガヴリールに近い高評価を得られたようにも思うので、大変惜しい。