アベベ晴明 さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:今観てる
これって
アッシュがご自慢の頭脳とやらを駆使してもっと慎重に動いていれば、ゴル爺は猟奇化するほど少年愛こじらせなかっただろうし、と言うことは当然オーサーのようなドサンピンの台頭などあり得ず、実家の継母死なせずに済んで、ショーターだって、自分の頭を「湯豆腐」にされずに済んだのでは?
というかあれもこれもみんなコイツが引き金やん。フラグ一級建築士かよ。
なんか自分のこと悲劇のヒロインみたいに言ってるけど、その実、テメーのやった事について叱責の一つもろくに受けない・・・?俺様こんなハードな世界を生き抜いてるんだぜ凄いだろ褒めて褒めて!みたいな感じで何かやっとるけど、その実アッシュ君に極めて優しい世界だよね。あんま共感できないわー。
まあ、エイジもすごく迷惑なヤツで、まるで呪いのアクセサリーのごとく、行く先々で周りの連中が決まり事のように悲惨な目に遭っている。コイツは自分のサゲチンぶりについて、何か思うところはないのであろうか?
そういうツッコミ入れながら見るとなかなか面白い作品ですね。
あとEDのプレイヤーXはなかなか良かった。
書き下ろしかな。タイアップだと丸わかりの曲を1クールごと取っ替え引っ替えするくらいなら、こういう作品にリンクした内容の曲を使い続けた方が良いと思うんだけどやっぱり援助受けてるのかねレコード屋さんから
14話から糞タイアップみたいなEDに変わったよ!Survive Said The Prophetて、前期のOPで響かないシャウトしてた連中ですか。あっちは最初に聞いてから以後スキップしてましたが、やっぱりソニレコの呪いからは逃れられなかったか・・・哀しいね。
別に英語にせんでも良さそうな歌詞なんですが、キングヌーはちゃんと日本語でぼくたちに伝えるべきものきちんと伝えて勝負したことに引き換え、
なんでこんな駄作にすげ替えたんだゴルァ
と思わざるをえませんでしたまる
というか、こんなの使うくらいならみんなalt-jで良くね?という・・・
本編はやっぱりそこかしこにセンスの古めかしさを感じる。いやそれ自体を真っ向ディスってるわけじゃなく、むしろ微笑ましく感じてるんだけど、今週分ではブランカがユエルンの輪っかヘアーを「電車の吊り輪」みたいに掴んで引き戻したり・・・「ああ一昔前はどんなシリアス物でも、こーゆーギャグ混ぜてたよね」って。
しかも至る所ゲイとホモだらけの倒錯世界である。多少ハクいオスガキがたかだか1分足らず歩いただけで、その尻穴目当てのチンピラみたいなのがゾロゾロとついてくるような世界観なのだけど、当時としてはこれでも「リアル志向」のコンテンツだったのだろう。
同性愛描写もそうだが、そういうのをあまり細々考える人には向いてないのかもしれない
見終えた。
ユエルンが結構良いキャラだった。ノーミソ完全にメスでしょアレ。福山氏の好演も印象深い。
中盤からなんとなくそう思ってて、最後までやっぱりそうだったけど、エイジがかなりふざけた奴だった。コイツ嫌いやわー。話の軸なので不可欠キャラってだけで、マジ嫌いだわー。嫌い過ぎてモデルまで袈裟憎状態になってくるというね。
アッシュに優しい世界だとは書いたけど、それはあくまで自分の身の置き方選びさえすれば、チートキャラなんだしいくらでもイージーモードで生きられるよねって意味でのそういう話だったのだけど、それに比べてエイジには本当優しい世界だわー。だって、1話の時点で可愛いねキミ→路地裏連れ込まれて掘られました→後ろから頭パーンされ<fin> って程度のキャラのはずだよねこの世界観ならば。なのにですね、コイツに起きるイベントって、たとえば追体験型アトラクションの参加者として多少どぎつい思いをしても、絶対自分の命に差し障りが無いので安心して自由に行動できますみたいな。まるで死なないバリアにでも包まれてるんじゃないのかっていう。ゴル爺さんたちにアッシュ組ともども捕まってる時、アッシュとユエルンが隣でギシアン状態なのに、この小動物だけ手付かずとかなんなのあれ?ありえんでしょホント気持ち悪いし可哀想でもなんでもないし、もっとはっきり言えば、エイジ居るだけでどんな悲惨なシーンも白けるのであんま出さない方が良かったですね。
ただ、ホモホモしい話なのに、野郎までもが見ようという気分にさせる、そういう地力あるコンテンツなのは間違いないと思う。でもやっぱり「エイジはクソカス」といったコピペ連打で締めたくなるほど不快なやつでした。