テナ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
心と心を繋ぐ。
男女問わず子供から大人までが楽しめる作品となっています。
主人公のアオイちゃんがお爺ちゃんの借金の返済の代わりに鬼の大旦那さまに嫁入りさせられそうになるんですが、それを拒否して借金返済の為に小さな小料理屋を始めるお話です。
最初、大旦那様の態度がデカくあまり好きにれませんでしたが、予想外のアオイちゃんの反応に意地にになっていただけなのが見え始めた頃からは好感を持てる様になりました^ ^
でも、アオイちゃんの反応は間違ってないと思うw
いきなり妖の花嫁になれといわれてもねw
この作品…ゆうがお、と言う小料理屋を開くのですが…別に食戟のソーマの様なインパクトのあるお料理が出る訳でもなく、お料理のレシピを紹介もありません。
この作品の見せ場は、お料理の上手いアオイちゃんが家庭的お料理を通じて妖と妖の心を繋げて行く作品なのです。
人間にも人間関係が複雑で上手く行く人も居れば行かない人もいる。
妖も同じです。
そんな妖達の問題、蟠りを家庭的なお料理を通じて繋げて行く…その一方でそんなアオイちゃんをみて、最初は人間だから椿士郎の孫だからと、アオイちゃんを受け入れたくなかった妖達も仲間として受け入れてくれるようになります。
一つ一つ物語が暖かい話しが多く、登場する料理も家庭で簡単に作れるような料理で再現できそうな手短なものが多いです^ ^
予告も可愛らしく、小さな河童があざと可愛いのです(´艸`)*
この作品を見終わって…この暖かい作品が終わったのかと思うと少し寂しくも、物語から元気を貰える、そんな作品となっています。