8ta さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
泣いた。そらもう泣いた。
色々ありますが私が一番好きなシーンはこちら。
物語終盤。瀧と三葉がご神体のあるクレーターで見事に再会を果たすも、黄昏時が終わるにつれて「瀧が三葉の存在を徐々に忘れていくシーン」です。
瀧:「俺はどうしてここに来た!あいつに会うために来た!助けるために来た!生きていて欲しかった!誰だ!誰だ!誰だ!誰に会いに来た?」
「大事な人!」
「忘れたくない人!」
「忘れちゃだめな人!」
「誰だ・・・・・・誰だ・・・・・・誰だ!?」
「名前は!!!」
ここまでの一連の流れです。
BGMが反則的な仕事をしていましたし、流れてくるタイミングとかも完璧。
あと、見逃せないのがカメラワークです。主人公を中心に旋回しながら徐々にズームアウトしていく(離れていく)映像が、記憶を消失していくオマージュのように感じられて思わず笑っちゃいましたよ。劇場でやられると本当に巨大なクレーターの中に突然ひとりだけ取り残されたみたいで小さくうぉーと声が出ちゃいました。