ろろ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
タイトルなし
(2018/09/07 地上波で鑑賞)
*** 1期へのコメント(一部) ***
私自身はファーストガンダム世代ですが、「ガンダムらしさ」といわれるものがどんななのかわかりません。
評価がかなり分かれているようですが、私は高くつけました。
大事な仲間が容赦なく死んでいってしまう戦争を扱ったアニメは他にもあります。
フラグの立て方が粗いという点には同意しますが、それもこの作品に限ったことではないので…(苦笑)。
とりあえず、他人の評価で観ない選択をするには惜しい作品だと私は思います。
ああ、でも、アニメに厳しい現実云々を求めていない人にはオススメしないかな。たぶん、しんどいから。
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1期の終わりの2年後から開始。
主軸は鉄華団だけど、クーデリアが社長を務めるアドモス商会、鉄華団が庇護を受けているテイワズ、陰で協力関係を結ぶマクギリスのいるギャラルホルン、その更に外側にいる大人たち…が絡んできて流れは複雑化。
失った仲間たち、手に入れたもの、手に入れたと思っていたもの。
目指す場所、目指したい未来、そこへ向かうための道は…。
ガンダムらしくないと言われる理由は、鉄華団が歴史に残れないからなのかな?
でも、底辺から這い上がってきた彼らの行く末がまっさらに明るいだなんて、それはあまりに嘘くさい。
あれだけの既得権益が絡み合った世界へ手を出して無事で済むはずがない。
それでも。
たくさんのものと引き換えにして得た、居場所。選択権。繋がれる命。
それは彼らの手の中になかったもの。
オルガに「次はどうすればいい?」とずっと訊いてきた三日月の語りは印象的でした。