8bit さんの感想・評価
2.8
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
テーマがテーマだけに地味 しかし人に勧めたい
自衛隊(救難隊)ってこんな風に救助活動するんだ~って関心する作品。
自衛隊から監修アドバイスを受けているだけあって救助のシーンは妙にリアルである。
逆に監修を受けていない部分の作りは結構雑である。
なんと言っても地味。
だがそれがいい。
{netabare}
メインの話は悪天候との闘いだらけな点に不満が残った。
物語のテーマが救助なので仕方がないと言えばそれまでだが
もうちょっと見せ方は無かったのか?
・・・自然こそ最大の敵であると考えればリアルではあるか。
{/netabare}
絵的にグロテスクな表現はないですが精神的にくるものはあります。
{netabare}
人がポンポン死にます。
「人って簡単に死ぬんだな」「自然災害の前で人は無力だな」と実感。
全員助かった!終わり!ではこのテーマに沿わないので正しい描写の仕方だと思います。
{/netabare}
独特の間があり話のテンポがよくない。
軽快に進めるとテーマに合わないという考えか?
しかし妙に間延びしていて1話が長く感じてしまうのはどうなんだろう…
作画もイマイチである。
人物の描き分けが出来ていないため「ここに映っているのは誰だ?」となるケースが多々あった。
ヘリや戦闘機のCGはよく出来ている。
離陸シーンの描き方は心に響きました。
表舞台に立たない人(ここでは整備士)がピックアップされるのはいいですね。
主役は表に出ている人だけじゃない。表に出ている人だけでは成立しない。
エンタメ性は低いですがこういうテーマのアニメは中々世に出ないのでそこは評価したいです。
★こそ少ないですが良い作品ですよ。