JyiXn11213 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
やはり感動
やはり泣けたという感じです。
小説、漫画、実写。気づいたら全て見ていましたが、どれもそれぞれの個性が出ていて面白く、感動するものでした。アニメ化と聞いた時には、楽しみでずっと興奮していたのを覚えてます。見る前まで、何回も見たのだからさすがに泣かないだろうと思ってました。そして見に行ったのですが、普通に涙が、、さくらぁぁぁって感じです。本編で十分泣いたから、エンドロールで落ち着かせようとしたら、まさかのsumikaの「春夏秋冬」で再び涙。もう、卑怯です。この作品は、どんな物にリメイクしても感動が衰えないということなんでしょう。あと、sumikaが好きになりました。
正直、今ここで原作の内容の事を言っても意味ないと思うので、ざっくりとした個人的な感想を述べたいと思います。
実写化の時と同様、少し内容をずらしたようですね。尺という問題もありそうですが、どちらかというとアニメーションにしやすい脚本になっていたように思います。例えば、冒頭のシーンとか、花火のシーンも。別に変えても良いと思いますが、変更や切りすぎというのが少し目立っていた印象を持ちました。そのせいか、原作と比べてしまう事がよくあり、もっと純粋に何も知らない状態で見たかったという思いができてしまいました。とは言っても、原作の大事なセリフなどは盛り込まれていたので、原作の感動をしっかり味わえたのですが。それは本当に良かったです。
演出や音楽、声などは少し「ん?」と思う場所もありました。けどやはり、良い物語なんでしょう、そこは全く気にならなかったです。筆者の伝えたい、生きている間での人との関わり合いや、死についての観点がよく現れている物語。このストーリーはまぎれもない名作ですね。
原作を読んでいない人はこれを機に是非。
また、原作を読んだ人も、アニメ版で「君の膵臓を食べたい」を楽しんでみては?