ちゃろう さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
少年誌らしい
ジャンプを昔から読んでいる人間からすると昔からずっと一定枠存在する少年誌エロ枠の作品です。
時代に合わせて描写の方法は変化してきていますが、To LOVEるでその地位を確固たるものに定着させたラッキースケベ系の作品だと思います。
が、特に責めた要素は何一つなく全てがきれいにまとまりすぎてるようにも感じます。特に不快感のない主人公、特に不快感のないヒロイン、周りの女性達も無難にまとまっている感じです。
結果的に悪くはないけど特に魅力のあるキャラはいないという感じです。それに加えて個人的に原作の段階で絵がきれいなだけで魅力を感じる絵じゃないというのもあります。
この手の作品はあくまで少年誌らしいエロが売りなので物語はあくまでどういうエロい展開にもっていくかの土台でしかないのですが、それでもシンプルに話がそこまで面白いものでもない。
文字通り少年の頃に読んでいればまた感想は違ったものになるのでしょうが、大人になっている私にはやはりエロさを先行させる作品よりも面白さを先行させる作品のほうが好みですね。