tinzei さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
推理というより時代かな
事件のタネがちゃんとしていたら5.0だった。
第一次世界大戦後のヨーロッパ、日本人である久城一弥はソヴュール王国の学院に留学生としてやってくる、しかし根も葉もない噂で友達ができなかった一弥は図書館塔で金髪の妖精と出会う。
話の構成は2、3話で1事件といった感じ。
推理アニメだが事件の仕掛け自体は大したことない、そこまで複雑ではないし、犯人に対する驚きもない、そして何より視聴者(読者?)に考えさせる気がない、なのでガッチガチの推理サスペンスアニメを望んでいた人だとこの作品は期待外れだったかもしれない。
時代設定はちゃんとしている、現実の歴史に準拠しながらもソヴュール王国などのオリジナル設定もあり、各話も時代背景を反映している、正直言って推理アニメというより時代アニメって言った方がよさそう。
声優は良い、主役二人に悠木碧、江口拓也、悠木はともかく江口はそこまで名があったわけではない、各話に登場するゲストキャラもそれなり、リヴァイアサンの速水さんはピッタリすぎて笑った。
どうでもいいけどop歌ってたのってグラビアの吉木りさだったんだ、放送当時は全く分からなかった、というか2011年の時って有名だったっけ???
1~3話→占い師の殺人と客船での殺人
4~5話→アブリルとの出会い、偽アブリル
6~8話→ヴィクトリカ母の汚名を晴らす、灰色狼の村
9~10話→デパートの人身売買
11話→グレヴィールとんがり頭の秘密
12話→夏休み
13~15話→リヴァイアサンの話1
16~18話→修道院での奇術大会、列車の殺し合い
19~21話→リヴァイアサンの話2王妃
22~24話→決戦