たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作者が「北海道編」を描いたことにより無かったことにされそう
人気漫画の続編というのは珍しくない。特に少年ジャンプ系の漫画は人気がうなぎのぼりに高いため、購買層があらかじめ想定されているために続編を作りやすい。「ドラゴンボール」から始まり、聖闘士星矢、シティーハンター、キン肉マン、NARUTOなど発行部数が1000万部以上の人気作はその宿命にある。
「るろうに剣心」も原作者が児童ポルノ所持で捕まったり、問題を起こしたにも関わらず売れ行きは現在進行形の「ヒーローアカデミア」クラスであり、連載終了から17年経っているにも関わらず「北海道編」は売れに売れている。
本屋やアマゾンから在庫がなくなるレベルだというので、大した人気である。
「星屑編」は「北海道編」の事実上、後の話であり緋村剣心が「北海道で梅毒に侵されて死にそうになっている」という衝撃的な展開である。
何故、梅毒になったのかはアニメでは語られず(梅毒って性病だから、剣心が女遊びをしたのか?) ラストシーンでは逆刃刀を息子(緋村剣二)に託して死んでゆくのだが、こんなラストが本当に「るろうに剣心」の最終回なのか?と自問した記憶がある。
「北海道編」を読む限りそんな陰鬱な展開はなかったので、シティーハンターの続編である「エンジェルハート」みたいならしくない展開にはならなさそうだが、それにしても「シティーハンター」といい、「キン肉マン」といい、集英社は80年代コンテンツに頼り過ぎている節がある。そんなんんだったらちゃんとした若手育成をしたほうが良いのではないだろうか?
北海道編2巻読了:やはり面白いです。あと、絵の構図が90年代の頃の構図を再現していて上手いのも特徴的ですね。
最近こういうデッサンのしっかりした漫画家って少なくなってきたので非常に貴重だと思います。あと、土方歳三のデザインもゴールデンカムイや銀魂とはまた違ってかなりイケメンに描かれているのが。。。。あれ、土方歳三は荒木飛呂彦先生ではなかったでしたっけ?