ニワカオヤジ さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
アフターストーリーのための長いイントロ。それにしても渚の病気はなんなのか?
アフターストーリー(以下AS)まで見てからの感想です。AS単体の感想はまた後日。
<ストーリー>
・泣けるか?と言えば、{netabare}風子が見えなくシーン以外は{/netabare}特に泣けませんでした。
・本作品を単体で見れば、まずまずのお話ですが、ASを見た後では、本作のメインキャラの数人が{netabare}無意味な存在になっていましまうのが残念でした{/netabare}。 原作ゲームはやってないのですが、ゲームでは各女の子のストーリーが別の世界線にあり、それぞれを攻略するようなので、アニメで一本にまとめる以上は仕方がないのかもしれませんが。シュタゲみたいにもう少し上手く繋げて欲しかったです。
<登場人物>
・岡崎が「不良」を自称していますが、あんな優男の不良いないですよね。しょっちゅう不良不良と言うけど、中学生ならいざ知らず、高校生で不良を自称とか、情けないだけです。
・岡崎が渚パパや教師などにタメ口、というか見下したような言葉遣いなのが我慢できませんでした。渚も{netabare}自分のパパにタメ口きくような男を好きなるなよ{/netabare}、と言いたいです。
・女の子は、おっとり・天然ボケで何も文句を言わないか、暴力的か、の2パターンしか存在せず、特におっとり型は男にとって都合の良いだけの定型的キャラで、それが多数いるのは気持ち悪かったです。
<渚の病気>
・ASとまとめてですが、納得いきません。ファンタジーだから真面目に考えるのは反則かも知れませんが、気になったので考察してみました(病気にリアリティとか求めてないよ、という人は、スルーしていただくことをお勧めします)。
・{netabare}周期的に発熱、小児期発症、娘も同様の症状がある、とのことで、常染色体優性遺伝の周期性発熱疾患です。軽く調べると、それに該当するのはTNF受容体関連周期性症候群と、クリオプリン関連周期性症候群だけです。どちらも致死的な疾患ではありません。往診している医者は聴診とかしているだけで、精密検査も勧めず、かなりのヤブ医者です。ちゃんとした病院にかかれば、2年も留年したり死んだりしなくて良かったのに…。まあ、治ったらお話にならないんだけど。{/netabare}