ねごしエイタ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
見てないときにこのタイトル、何だろうと目を引いたのは私だけ・・・・?
僕という高校生と交友があったみたいな桜良の葬儀から始まったので、「これはどういうことなのだろう?」と初めて見たとき思い見てきたです。その出来事に至るまでの僕と桜良のやり取り、そこにやや絡む恭子、その他の人達といった感じで、葬式の先の展開も意味があったと思ったです。
僕と桜良が交友?を始めたきっかけは、偶然としか見えないです。こんなことで、何故?桜良が僕にここまで付きまとうようになるのか?{netabare}「共病文庫」という秘密を知られた{/netabare}だけでここまで、僕と仲良くなりたいと思うのか?わからなかったです。
相手にしないようにふるまう僕であってもどこか相手にするしかなくなり、それがどこか悪くないように心の変化があるようです。
目立たないようにしていた、声にしてもやや影のある僕。僕が、桜良の保護者のような親友、恭子に絡まれたり、後半でとんでもない目にあったりするです。僕を目の敵にする恭子、最後でこの時考えられなかった光景になるのは注目です。
いくら何でもここまで、僕に感情移入し、僕を連れまわしながら、時には大胆みたいな行動をとったしたことは何なのだろうと思うです。ここまで、何でするのかなぁです。
気が付くと僕の心の変化、どうしてここまで桜良が僕を変えようとするのか?桜良は何を求めていたのか?終盤でその謎がようやくわかるのです。
なぜ桜良が亡くなったのかは、余りにも考えられなかった展開だったです。{netabare}秘密とは関係がなかった桜良の最後だったです。{/netabare}
{netabare} 心の整理がついた僕が、再び桜良に向き合いに行ったです。「共病文庫」よりさらに桜良が、{/netabare}僕をどう思っていたのか?僕の何に惹かれていたかがわかるとき、切なかったです。
それを通した恭子との対比、僕の願いはどうなるのだろう?です。
人を認めること、許すということは何なのか?を、見せられ考えてしまうです。人に興味を抱かなかった僕に、ここまでしてきた桜良。こういう人間に一生のうちに会えるのも、「私や他の人でも稀すぎて難しいのでは!」?です。
何とも言えない心に語るというのか?こういうような掛替えのない一生の出会いがあるのかどうか?感じたアニメだったです。