菊門ミルク大臣 さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
意表つけばそれでいいのか?
この作品のジャンルは何でしょう?
ミステリー、サスペンスであれば膵臓の病はミスリードで最後に意表をつけば傑作でしょうがこれはそうではないです。
別にこんな結末でもきちんと描いてくれればまだよいですが、
通り魔にやられたとなるとその加害者に対しての感情とストーリーが発生するはずなのですがそんなのありましたっけ?
そこを置き去りに主人公は成長する事ができるものなのでしょうか?
そうはならないでしょう。絶対濁ります。
どうせどっちにしろ命はなく、余命宣告されてたとしても他の原因でそれすらも生きられないかもしれない。そこで通り魔って…今までの交流は全てそっちに持っていかれますよね?
絶望を受け入れて前向きに生きようとしてもそれ以上に理不尽な酷い目に遭うかもしれないよって
そういうメッセージになっちゃいませんか?
せっかくそれなりに色を塗り重ねてきたのに最後に全く相容れない別の色のペンキぶち撒けただけ
そんな風にしか見えませんでした。