「闇・光・闇(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
9
棚に入れた
27
ランキング
7909
★★★★☆ 3.6 (9)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.3
音楽
3.5
キャラ
3.8

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あなた 出会い 感謝

ヤン・シュヴァンクマイエル作品は

私にとっての
「哲学書」であり
「絵画」である。

よって
感想を書くことはないと思っていた…

のだが…

尊敬する心友に
背中を そぉっと おされたので
書いてみようと思う。


尚、ヤン氏については
「作品」しか知らないので、
的外れな考察である事を先に謝っておきます。



小さな 小さな部屋に

バラバラの身体、「器官」が
「ノック」をして入ってくる。

左手→目玉→右手→耳→鼻(顔面)→舌と歯→脳→足→性器→大量の粘土…の順に。


途中
手に耳をくっつけたり

首に手をくっつけたり

とても可愛いらしく
ユニークな場面が続く。


私は思った、
何故「脳」の訪問が、遅いのだろう?


そこで
身体器官を「五感」として考えてみた。

触覚→視覚→聴覚→臭覚→味覚…

となり

「思考」は付属でしかなく
「五感」「本能」こそ、本質だ
と 伝えているのかな?と。

五感も、人によって
優先順位は違う。

「大切なもの」の順番が違う様にね。


話を戻そう、

「大量の粘土」で 器用に 不器用に胴体を造り
一人の男性が誕生する。

彼は
ロダンの「考える人」の像に見えた。

とても歪な。


この小さな「部屋」は

「迎え入れる事」しかできない。
「外には出れない」のだ。

怖い!



「地獄を見ているロダン(ダンテ)」に
成れなかった彼に

私は
優しい言葉をかけ続けよう。




性器の考察

{netabare}ものすごーく好きなシーン、それは…

「男性器の訪問」(笑)

激しいノック(ドアが空くほど)で現れた
お○◎●、「手足」で必死に「侵入」を阻止(笑)

そこで「手」が、コップに水を注いできて…
バシャッと、かけるんです。お○○○に。

なんて可哀想な!


男性は…その…○○◎○を
「汚いもの」って思ってる人、多いですよね!?

世界共通なのかしら?(笑)


ちなみに、
私は汚いって、思ったこと、ありませんよー!{/netabare}




この作品は

とても面白い。

何も考えずに観るのも良し、

私の様に
色々考え巡らせるのも…

一興?



YouTubeで視聴できますよ!

投稿 : 2019/10/03
閲覧 : 699

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