E=mc² さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
これぞ質アニメ
2周すると名作であることに気づく作品。
アジカンのCDの表紙などを描いている絵師さんが作画を担当する、京都下鴨周辺や京大を舞台とした天才・森見登美彦先生の小説を原作とするアニメ。
主に「私」の視点によって一人語りが延々と続く物珍しい作品である。
本作品の素晴らしい部分はなんと言ってもそのストーリー構成にあり、話の伏線がそこら中に散りばめられており、本当に上手に回収していく、もはや1〜11話すべてを1話と捉えられるような作品。
また、森見先生の秀逸な言い回しも見どころの1つであり、それがまた忠実に再現されている。
これを名作と言わずしてなんと言うか。
責任者に問いた出す必要がある。責任者はどこか。