タック二階堂 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
宇宙人とのラブストーリーに壁殴り。
詳細は公式でも。
監督・キャラデザそれぞれ「とらドラ」「あの花」と
同じ人たちの作品です。
特に、このキャラデザに弱いんですよね。
でまあ、宇宙人の貴月イチカ先輩が、これがまた
可愛い。海人に想いを寄せているが、自分はいずれ
星に帰ってしまうために気持ちを伝えるのを逡巡
するという展開。
そのくせ、いろいろ出てくる女子キャラにヤキモチ
妬く姿とか可愛くて、羨ましい限り。壁殴り案件です。
総括は全話視聴後に。
======最終話視聴後、感想です。
なんで異星から来た宇宙人が、ガッツリ日本名なのよ、とか、
そんなに簡単に地球というか日本文化に馴染むのかよ、とか、
オーバーテクノロジーの星から来た追っ手が、原付に
逃げられるのかよ、とか…
そういう細かい粗とかにツッコミ入れたら負け的な
感じもなくはない…かなあ…
11話、最終話の展開は、いくら物語でも少し
荒唐無稽すぎやしませんかな。
イチカ先輩が故郷の星に帰るんだろうなあとは
思っていましたが、その追っ手があまりにも…
そしてレモン先輩…
何やら不思議な雰囲気のキャラではありましたが、
運転していたワンボックスがロボになったり、
ロケットランチャーを撃ったりというのは、さすがに
蛇足というか、トンデモ展開すぎ。
そして哲朗の義兄が、MIBという組織の人間で、
レモン先輩も組織に属していたというのは…
そこまでは、まあちょっと良い話系のラブストーリー
だっただけに、着地点があまりにも乱暴でした。
それぞれのキャラも、デザインはいいけど、そこまでは
惹かれるものではありませんでした。
トンデモ展開を差っ引いても、ラブストーリーとしては
中の上といったところです。
ドキッとしたシーンは、海人とイチカ先輩が両想いに
なったとき、イチカ先輩がキスをするときに
「これで5回目…」というところ。
まあ、戸松遥さんの演技に依るところが大きいと
いうのはありますが。
そんな感じで、ラスト近くは泣ける(泣かす)展開
ではあるはずなのですが、そこまでは思い入れできない
惜しい作品というのが総評です。