TAMA さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
時雨沢恵一さん(『キノの旅』の作者)の趣味全開作品!って感じました。
同じ会社だから良いかな。
『キノの旅』が好きなので少し楽しみにしてたんですが… んー…、やりたい事をやったって感じがしました。
原作・未読。
アニメ・全話視聴。(総集編含む13話・30分アニメ)
1人の作者が全て面白い作品を書ける訳では無いってのは承知してるんですが…、この作品は1話のみだったなと思います。そこから右肩下がりにつまらなくなっていきました。原作では違うのかな?
一応SAO(ソードアート・オンライン)の事が少し出ますが他作品と思っても問題ないと思います。ま、本編に組み込もうとしても大丈夫かなって感じです。シノンの話題も出てたし。
多少あらすじを書くと、主人公『小比類巻 香蓮(こひるいまき かれん)・女子大生』が東京に来たら何かが変わると期待したが地元(北海道)に居た時と変わらず、学校に行ってマンションに帰る生活の繰り返し。バイトは親が禁止、サークルにも入らず、友達も作らずと毎日を無駄に消費していく日々を過ごす。しかし転機、というかVRMMOに興味を持つきっかけが『ソードアート・オンライン事件』を帰省中にニュースで観た香蓮。「…現実とは違う人生」と思いふける。
そして地元の友達の『篠原 美優(しのはら みゆ)』に相談。まず「アルヴヘイム・オンライン」に挑戦!…が、香蓮のコンプレックスでもある高身長がアバターにも反映され香蓮の心拍数などが急上昇しエラーが起こる。次々と他作品にダイブするが…散々(笑)
そして最終的に落ち着いた場所、「ガンゲイル・オンライン(GGO)」で求めていたアバターを手に入れる。…幼女ですな。戦記はつかんか(笑)
そこでの名前は『レン』というアバター名で行動をする。
ゲームを謳歌していると『ピトフーイ』と出会う。
そこから物語は進んでいく…
と、簡単にこんな感じです。
本当に1話は良かった。普通に「面白そう!」って思いました。が、『スクワッド・ジャム』からどんどんつまらなくなって来ました。ご都合が多かったのも萎えました。破壊不能オブジェクトのシーンなんて「うわぁ…ないわ…」って思い残念感が。
『レン』と『ピトフーイ』と後程会う伏線も正直「えー…;;」ってなります。
ゲーム世界のご都合や特別ルール等は多少なら目を潰れるけど現実パートでアレは…
『キャラ達がイカれてるから』と言えどねぇ。
この作品は私以外に学生や社会人の人(計8人)と一緒に観たんですが、アニメ知識が無い人は2話目以降キツイと言って観るのを辞めていきました。理由が「銃とかの説明とか聞いててウザイ!」って言ってました。
銃のうんちくが辛くなっていった方も数名、心理描写がチープで断念したのも数名、最終的に私以外は全員断念してました。私も後半(スクワッド・ジャム2)から最終話まで酷いストーリーだったなと思います。ご都合MAXって感じが…(ライ○セーバー強すぎ)
脚本なのか原作なのか分かりませんが、とりあえず「死ぬ」「死んでしまいます」「殺す」、「敗北したら現実でも死ぬ」ってのが設定や理由が浅い。
なんか「かまってちゃん」みたいに感じました。
「『死ぬ』から参加しろ」とか「『殺す』からゲームを楽しめ!」とかそんな感じに…ね。
MMOってやった事無いけどそんな感じなんでしょうか?
良い所は…まぁキャラが可愛いとは思います。
後は原作者『時雨沢恵一さん』のCVが聴けるとかかな。『あとがき』みたいなノリ、嫌いじゃないよ♪
(時雨沢恵一さんの原作本のあとがきは特殊です。…ん?あれ?まさか本編中にあとがき回が!?(笑))
総集編の時のOPで銃アクション等にエフェクトが入ってるとことか?
私からはオススメしにくいかな。
エイルさんの歌を聴きたいとか『時雨沢恵一さん』の作品を観たい(♯5,5は時雨沢恵一さんの脚本です)、ガン知識のうんちくを聞きたいならアリ?かも?
『銃が出てくる作品ばかり書いている小説家』役かぁ…。運営にバレてこっ酷く叱られた、までワンセットかぁ。やるな、時雨沢さん!!