「はねバド!(TVアニメ動画)」

総合得点
73.3
感想・評価
507
棚に入れた
2002
ランキング
1028
★★★★☆ 3.5 (507)
物語
3.2
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.4

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ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

才能、才能、うるさいのう(苦笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
まず、バドミントンを題材にしたアニメが珍しいですね。少なくとも私は初めて観ました。やはり、日本勢が近年のバドミントン界で世界を席巻している状況がこのような作品を生み出したのでしょうか。

ジャンルとしては、スポ根モノ、、、とも言えますが、どちらかといえば、青春モノなんですかね。結構カロリー消費するアニメでしたね(苦笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
スポーツモノとは思えない、この爽快感のなさ(笑)

確かにシリアス展開は物語に深みを与えるけれど、ここまで続くと、ちょっと疲れちゃいますね(苦笑)

なんか、「特例措置団体ステラ女学院高等科C3部」を思い出していましたw

こういっちゃあなんですが、原作者(なのかアニメ制作陣か分かりませんが)は、スポ根を描くの不得意なんじゃ? と、疑ってみたり(笑)

同期(2018夏)の「はるかなレシーブ」は、ちゃんとスポ根してましたね。スポ根の基本は、「初心者」「コンプレックスの克服」であり、「はるかな」はその両面がありましたが、「はねバト」は、「コンプレックスの克服」しかなく、しかも、「メンタル(家族関係)のコンプレックス(というかトラウマ)」だから、爽やかさがない。

本作で一番良いのは、OP。「いきものがかり」の水野さんらしい、素晴らしくパワフルで爽やかな楽曲に、熱くスタイリッシュな映像美。あんなアニメを作れば、間違いなくヒットしたのに。

本作のようなシリアスな成長ストーリー自体が悪いわけじゃくて、バドミントンという題材でやることではないなと。競技(素材)自体に面白さ(目新しさ)があるなら、料理法はシンプルに、が基本でしょうに。観たことないご当地の魚を、ハンバーグにされてもね(苦笑) 野球とかなら、こういう展開も一風変わってて良いと思うんだけどね。

ただ、熱く。ただただ、熱く。

それだけで良かったと思うな~。まあでも、それはこっから(2期)なんでしょうね♪

色々酷評しましたが、バドミントンの試合自体は楽しく見られましたし、場面場面では熱い気持ちになることも出来たんで、そこまで低評価ってわけじゃないんすよ。試合の作画は間違いなく頑張ってましたし♪
{/netabare}

【余談~ 経験則&私見ですが、バドミントンは、「意外と剣道に近い競技」の第2位w ~】
{netabare}
まあ、薙刀や銃剣道などは(意外ではないので)抜きで考えると、ですがw

ちなみに1位は、ダントツでボクシングです(このへんはどっかでそのうち書こうかと思います)が。

バドミントンのどこが剣道に似ているかというと、瞬発力と反射神経が求められる点もそうだし、手首の使い方とか、踏み込み(足を踏み出すの)と同時に打つあたりが近いんですよね。

これは剣道アルアルなんだけど、長く剣道やっていると、手首を固定してやる(肩や肘が始動系の)競技が下手になります。(多分なんだけど)テニスやボウリングなんかそうかなって思っていて、(剣道やっていると)インパクトの瞬間にスナップをきかせすぎて、コントロールが定まらないんですよね。野球でいうと、全部引っ張りにいっちゃうから、流し打ちが出来ないような感じ。

その点、バドミントンは、プレーしていて違和感を感じないんですよ。インパクトの瞬間にスナップをきかせて、ショットの強弱をコントロールしたり、左右に打ち分けたりするのは、剣道家の得意ジャンルなのですw ただ、剣道家は必要以上に強く踏み込んでしまうので、試合をしていると音がうるさいです(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
バドミントンアニメは初かな? 少なくとも、観るのは。作画はかなり頑張ってるかな。ガッツリスポ根かな? だとしたら、楽しみ! 圧倒的な才能との出会いで心が折れることはあるよね。1話目から暑苦しいな。

2話目
1話目からシリアスな展開を続けるのは、なかなか勇気がいるよな。才能、才能、ウルサイノー、というHUNTER×HUNTERの名言w なんだあの、共感。ホレてまうやろーー!(笑) 辞めた連中は、戻さないのかな? まあ、そこまでバドに本気じゃなかったという扱いにするんかな。まあ、キャラ増やすと扱い大変だしね。

3話目
特出した才能で浮いてきた系だね。母親の失踪はどんな関係が? 母親に勝ってしまったとか? もしくは、全く関係のない理由を、こじつけてしまったのかな。イロモノキャラのわりに実力者(笑) あ~、「この子にはライバルが必要だ!」とか、そんな感じか。こういう、ドラマ性のないトラウマの解決ってのも、結構良いね♪

4話目
ライバル登場。恋愛展開? デンマークも強いもんね、確か。

5話目
シリアスな展開、長いな(汗) 綾乃もだいぶこじらせてるな(笑) まあ、普通にいったら、綾乃はうざいよな(笑) 突然のサービスシーン。「咲」みたいな感じだな。

6話目
闇堕ち(苦笑) かなりシリアスな展開続くな、万人ウケはしなさそう。それに、バドミントン要素よりも青春ドラマに重きがあって、今のところバドミントンじゃなくても良さそうなもんだよな。中学時代のチームメイトとの対戦は経験あるけど、まあ、やりにくいわな。でも、大抵中学の時の実力通りなんだよね、実際は。ようやく、バドミントン要素が出てきたね。

7話目
むしろ、芹ヶ谷薫子に感情移入だな、そういう狙いなんだろうけど。

8話目
バドミントンって、試合中にコーチングしても良いんだね。卓球やテニスなんかはダメだよね。監督の為に試合する選手は最後に勝てないわな。ただ、バドミントンの技術的なことはよく分からないけど、逗子総合の監督の言うことはあながち間違っていないような。いや、逗子総合の監督、良い人になるの早すぎるだろ(苦笑)

9話目
シングルスの決勝だけ別日に回すなんて試合日程、インハイ予選であり得るのか? シングルスだけは1日でやりきるとか、ベスト8までが1日目とかになりそうなもんだけど(神奈川のインハイ予選は良くわからんが)。な、日常回が、面白くない(苦笑) 同じ条件とはいえ、屋外でトップレベルのバドミントン勝負は厳しいのでは? しっかし、爽やかじゃないスポーツアニメだな(苦笑)

10話目
なんかこれは完全に、渚が勝つ流れだな(笑) もしくは、インハイ決勝か。1年で神奈川ベスト4になった奴が2年になったって、メッチャ優勝候補じゃねぇか。負けて競技を続けたくなる気持ちは、よく分かるな。私も、あと1つってところでインハイ逃して、やっぱりこのままでは終われないって思い、大学でも続けようと思ったしね。

11話目
市とか県レベルであれば、同校決勝とか経験したことはあるけあど、こんなにギスギスはしない(笑) 特に、両者共に上位大会出られるなら、監督も笑いながら「どっちが勝っても良いぞ(笑)」とか言うしね。才能と努力は線引きできない。その通りだね。

12話目
ようやくちゃんとバドミントンしてるな。仲間の大切さ? ずいぶん当たり前のところに着地するな。

13話目
最後、ああいうアーティスティックな演出より、もっと暑苦しい演出の方が好きかな、試合なら。黒さが本性ってのは、なかなかイイね(笑) ギャグに昇華できるなら、それもまたよし!
{/netabare}

投稿 : 2018/10/02
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サンキュー:

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