ヘラチオ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2周はしたい作品
とにかく覚えきれないくらい登場人物が多く、話の順序もぐちゃぐちゃとして最終的にはパズルのようにつながる。
1話目は情報過多でなんのことやら全く分からなかったが、1周した後にもう一度見ると納得できました。1周目と2周目で見方が変わる作品でした。訳が分からなくても一度見始めた人にはあきらめずに見てもらいたい。最終話でマイザーと虐待を受けるなどして孤独に過ごしていたチェスワフが再会を喜ぶシーンで少しうるっときました。
主に、1700年代の不死者が生まれる話と1930年代の不死者セラードとの闘いとアメリカを横断するプッシー・フット号での事件、ぐれた兄ダラスの行方を探す妹イブの話が主に描かれている。
不死者の人もそうでない人も謳歌してる。特にアイザックとミリアが不死者になる前も後も常にハッピーな感じ。レイルトレーサーも殺人だけでなく、シャーネに結婚を申し込むという、これまた人生を謳歌してる感じがある。これらのキャラクターが個人的にはお気に入りである。備忘録として他のキャラクターについてもまとめると、普段は泣き虫だが、それは本当に泣きたい場面で泣かないようにするためだというジャグジーと恋人である爆弾狂のニース。二人のキスシーンが印象的。あとは殺してやると言いつつルーア・クラインを守った快楽殺人鬼ラッド・ルッソ。セラードを喰ったフィーロ。セラードに作られたエニス。
エピローグでアイザックとミリアが年取ってないことに気付いて驚くシーンがあったが、あの調子で何十年も生きていることに驚きました。
かっこいいOPで始まり、EDでしっとり。