kooodain さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
終末系の中で人類が吸血鬼に対抗する話
終末系の中ではトップレベルで面白さを感じました。
吸血鬼によって?世界が終わった世界。
吸血鬼に家畜の様に扱われる世界の中で立ち向かう人の話。
その人間の飽くなき欲望と吸血鬼の傲慢さ、それが終始話の中で続いている。
その中で仲間家族を大事にするというある種王道系でもある。
が異質なのはその能力とその能力の得方。
これは完全に王道ではなく……。
そこがこの作品の面白いところです。
終末系作品の中でも焦点が人と吸血鬼のみに絞られている点(ネタバレ{netabare}ですが、そこに鬼と天使も現れますが…{/netabare})。
人工が1/10に減った世界で吸血鬼に対抗するために力を得て立ち上がる人々。
吸血鬼の庇護下の元血を提供する家畜として害獣から守ってもらう人々。
世界の形成はそんな感じになっています。
あと背後設定等が結構しっかりしていますww
本来は当然ですがラノベ等では後付けが多いです。
ですがこの作品は先にしっかり練られている感じを受けます。
終末系の中では必見と言ってもいい程私は面白く感じました。
あと恋愛要素がほぼ皆無なのも評価点が高いです。
無しとまでは行きませんが無駄な描写がないためシナリオに集中できました。
1期だけではふーん。人類強くなってある程度対抗できるようになったんだ。
程度の感想と物語になっていますが様々な伏線がありそれが2期への渇望になります。
というか正直3期をやって欲しいものですわ…。
少し見てまぁまぁ面白そうだなと感じたら2期まで見てください決して後悔はしないでしょう。
▼物語の評価
終末系の中では個人的にとても素晴らしく感じました。
設定から何からがしっかりと寝られて作り上げられている感じを受けました。
構成もシーンの切り替えがテンポ良く色々な観点をうまく使っていました。
飽きさせない様な工夫もしっかりとされていました。
▼作画の評価
CM間のアイキャッチ的なものが綺麗で良かったですw
キャラの作画、戦闘時の演出もとても良かったです。
当然エフェクトも綺麗で素晴らしいものでした。
ただ遠景時のキャラの線が太すぎて荒い感じが見受けられます。
これは気になるレベルでした。
▼声優の評価
キャラによく合った声優が配置されていました。
また豪華で演技力も素晴らしかったです。
▼音楽の評価
OPはバトル物として雰囲気がとても合っていました。あと普通に良い曲ですw
EDは終末系らしい感じの雰囲気のある曲でとても合っているように感じました。
日本語と声が陳腐な感じを受けますが…。
BGMは演出としてはとてもよく合っていました。
曲自体良い物があるとはあんまり思えませんでした。
▼キャラの評価
シノアちゃん面白お茶目可愛い。個人的にはそれに尽きます。
まぁ他のキャラもいいキャラは多いです。
でも基本的に良いキャラと言っても男ばかりですのでそれは覚悟してくださいw