にゃんにゃ さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
時空を超えて尚、あなたは人を好きでいられますか?
何の変哲もない世界、突然ハルカ達の前に現れた黒マントの幽霊。
それは運命のいたずら。
本来噛み合うはずの無かった歯車が動き出す。
動き出し交差する、3つの時空間。
それぞれの世界に住む、それぞれの人たちは、
何を思い、何を求めるのか。そしてその想いは叶うのか。
今、幼い二人に、運命の選択は委ねられる。
時空を超えたハルカとユウの絆が、選択した運命は…
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ストーリーは、パラレルワールド的なSFファンタジーですが
とても分かりやすくて、重要な事も序盤からちょいちょい小出しにしてくれるので、
観初めてすぐにハマってしまいました♪
設定自体は難しいのかもしれませんが、主人公が小学生ということもあり、
子供時代のドキドキワクワク冒険譚みたいな感じで観れたので、これがハードルを下げてくれたのかな。
でも逆にそのわかりやすさが後半あだになったかもしれません。
簡潔で明白な分、ラストのあたりでは妙に白けたというか、もうひと押しインパクトがほしかったところです。
タイムリープ物は、どれも展開に大差ないので、そこに飽きてる部分もあるかもしれません。
と言いつつも、見終えた感想は「とても満足!!」です。
観るにあたって作画がネックになるかもしれません。
独特な作画です。いずれ気にならなくなるでしょ、なんて思ってみてましたが、
最後まで、良くなったり悪くなったり、不安定が続くので、心の中で突っ込むのが大変でしたよw
ただ、目からの情報よりも耳からの情報を大切にしてもらいたい。
劇中で使われるBGMはどれも、世界観にあった素晴らしものばかりだし、
声優はかなり気合入れて選んだんじゃないかと思えるくらい、しっくりくる声ばかり。
しんのすけのとーちゃん、結構いい声してるんだね。と、これ観てて初めて気付きました。かっこよかったです♪
あと、途中で切っちゃうとわからないけど、アトリ、ちょーカッコイイよ♪
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書きかけ、量子論的多宇宙解釈
ビリヤードを想像してもらいたい。
あなたがついた球は他の球に当たり、ある方向に転がっていく。
どこに転がっていくのかは、あなたの力加減等のつき方によって決まる。
毎回同じ突き方をすれば、球は毎回同じ運動をする。
つまり最初の条件が分かれば、その後の変化も予測することができるのだ。
これは、ニュートン以来の古典力学(運動の法則)によって証明されている、言ってしまえば、当然のこと。
しかし、ここで想像してもらいたい。
仮に球が、原子だとしたら…
実は、原子は、ビリヤードの球のように、思い通りには運動しない。
仮に同じ力で同じ角度で突いたとしても、原子は毎回違う方向に進む。
今回は左に転がっても、次に突いたら右に転ぶかもしれない。
つまり、原子の未来は予測不可能なのである。(量子不確定原理)
それ故に、未来の可能性は無限大にあり、そのそれぞれに、それぞれの世界が存在するのである。
いっぱい調べて頭混乱w