ぺー さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
シリーズ屈指の耽美な雪模様
2018.08.06記
第一章 『俯瞰風景』 (1998年9月)
第二章 『殺人考察(前)』(1995年9月)
第三章 『痛覚残留』(1998年7月)
第四章 『伽藍の洞』(1998年6月)
第五章 『矛盾螺旋』(1998年11月)
第六章 『忘却録音』(1999年1月)
第七章 『殺人考察(後)』(1999年2月)
終章 『空の境界』 (1999年3月)
『未来福音』 (1998年8月~)
シリーズエピローグ。
第一章から第七章すべての視聴後に観ることをお勧めします。
というのも、この終章では両儀式の存在について{netabare}これまで既出の二人の式ではない第三の人格である式の言葉を通じて、{/netabare}回答がなされるからです。
言ってしまえば、降りしきる雪の中で、両儀式と黒桐幹也との会話のやりとりが30分続くだけです。
だが、それがいい。雪の描写、おさえめのBGMの演出がとても美しいのです。
そして、シリーズ中は強い、いや若干強張った感もあった声とは打って変わって、とても穏やかで語りかけるような口調で両儀式は声を発するわけであります。CV坂本真綾さん、月並みな表現ですがとても良いです。
式の謎が露わになるという重要な位置づけもありつつ、ファンへのご褒美みたいなエピローグエピソードでした。
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2018.08.14追記
《配点を修正》