「空の境界 第七章 殺人考察(後)(アニメ映画)」

総合得点
75.7
感想・評価
728
棚に入れた
4354
ランキング
779
★★★★★ 4.1 (728)
物語
4.1
作画
4.3
声優
4.0
音楽
4.1
キャラ
4.1

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ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

空の境界デビューはこの第七章からでもOK!

2018.08.05記

第一章 『俯瞰風景』 (1998年9月)
第二章 『殺人考察(前)』(1995年9月)
第三章 『痛覚残留』(1998年7月)
第四章 『伽藍の洞』(1998年6月)
第五章 『矛盾螺旋』(1998年11月)
第六章 『忘却録音』(1999年1月)
第七章 『殺人考察(後)』(1999年2月)
終章 『空の境界』 (1999年3月)
『未来福音』 (1998年8月~)

矛盾螺旋とほぼ同じくらいの尺を取った2時間の長編です。
タイトルの通り第二章を受けての答え合わせであり、シリーズのクライマックスに該当する濃密な2時間の展開を楽しめます。

これから空の境界を観てみようかなという方は、原作から入るなり、シリーズ第一章から入るなり、時系列通りの第二章から順番に観ていくなりといったルートが一般的かもしれませんが、この第七章から始めても良いと思います。
正直なところ、シリーズ全般入り組んでけっこう難解な作品なので、どれか一個観ただけではさっぱりわからないです。ただ第七章はシリーズの魅力が凝縮されている回だと思いますので、これを観て世界観やらキャラクターなりひっかかりがあれば他のにも手を出してみていただけるとうれしいですね。

fateあたりが好きなら入りやすいでしょう、というところだと思いますが、けっこう世界観勝負みたいなところがあるので、中身をどうこう言うよりもまず観てみてね、とレビュー放棄を宣言しちゃいます。

劇場版ということもあり当時の年代の水準以上の作画、TV規制がないところでの映像表現の豊かさ(ん!?作画?)、梶浦女史の劇伴とkalafinaのコンボ、
などが見どころでしょうか。
私はkalafina結成の作品でしたよ、というのが鑑賞のきっかけでした。

{netabare}
「根拠はないんだ けど、僕は式を信じ続けるんじゃないかな
君が好きだから信じ続けていたいんだ」
{/netabare}

なお、あいかわらず両儀式さんの魅力はハンパありませんでした。
というよりもブーストかかっておりました。お腹いっぱいです。


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2018.08.14追記
《配点を修正》

投稿 : 2018/08/14
閲覧 : 432
サンキュー:

14

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