ひき さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
スバルのウザさを我慢した甲斐あり…
異世界に転生したナツキスバルは自分に〝死に戻り″の能力があることを知る。
助けてもらったエミリア、そして周りの人たちの悲劇を避けるため、
何度も〝死に戻り″しては事実を修正していく。
前半〝死に戻り″のタイムリープによるストーリーの停滞が煩わしく、
またスバルのウザさ、強くもないのになぜ自信満々に自分が助ける、
と言えるのか、等スバルのキャラへの不満があったが、
物語の後半に入るに従い、タイムリープによる事実修正の展開にも慣れ、
レムちゃんの健気さに心を奪われ始めてからは俄然面白くなってきた。
スバルの挫折を助けるレムのスバルへの愛の告白、
鯨討滅の際のクルシュからスバルへの勇気を讃えることばには感動。
スバルの弱さは変わらないが、レムに救われてからの行動は、
スバルの言葉に実績が伴ってきて、ようやく主人公らしくなってきた感じ。
そして最後には〝とても面白かった!″という作品になっていた。
スバルのウザさを我慢した甲斐がありました。