イムラ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
山崎のロックを南極の氷で飲みたい
<2024/5/24 追記>
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(3.8→3.2 100点満点換算で55点)
レビューに書いた通り、あまりのめり込めなかったです。
南極探検隊を目指すためにその道のプロフェッショナルを目指す話かとなんとなく想像してたこともあり、ちょっと肩透かし喰った気分で。
でも超人気作で多くの人から絶賛されている本作
もう一回見たら評価変わるんだろうか
<2018/8/4初投稿>
BSで南極料理人やってるの観ててこの作品思い出しました。
いやあ。
南極料理人面白い。
そうじゃない。
ここはそういう場ではありませんでした。
「宇宙よりも遠い場所」
南極を目指す4人の女子高生たちのお話です。
東京から南極まで一万五千キロメートル
対する宇宙は直線で100キロくらい
言われてみれば確かに「宇宙よりも遠い」場所ですね。
でもそれを言い出したら、東京から東伊豆まで100キロくらい?
「あまんちゅ!」や「ぐらんぶる」で既に「宇宙よりも遠い」
エヴァは箱根の辺りだからギリ宇宙よりは近い。
実はたいしたこたないじゃん
とかいう屁理屈は置いといて
一万五千キロは遠いですねー!
新幹線で片道60時間
マラソン選手だったら750時間
あれ?
なんかこう計算すると行けそうな気がしてきた。
徒歩だと・・・毎日30キロなら500日、一年3ヶ月の旅です。
やっぱ遠いわー。
そんな「遠い場所」を彼女たちはなぜ目指したのか。
それは一人の女の子の強い強い思いから始まります。
というお話自体は好みなんですが、
ところどころ突拍子もないところもあり、観ていてお話にのめり込めなかったのが残念。
観始めたら全話サラッと観れたので好みの作品だとは思うんです。
ただのめり込むことはできなかった。
なんか乗り遅れた気分です。
女の子4人に男を1人足したら良かったかも。
ハーレムとか恋愛要素が欲しいとかではないですよ。
アクセントとして。
その方がお話に深みが出るような気もするんですがどうでしょう。
「突拍子のなさ」については、{netabare} 南極まで連れてく過程{/netabare} であちこちの無理が気になってしまって。
最初に気になったのは。
南極は現実では民間だけでは入れないのですが、それをなぜ無理矢理「民間の観測隊が・・・」という話にしたのかな、と。
調べたら極地研で隊員募集してるじゃん。
それじゃだめだったのかな?
国の機関である極地研から{netabare} 「隊員が事故で死ぬ{/netabare} とか縁起でもないから勘弁してください」とか言われたんかな?
とか余分なこと考えてしまい、肝心のお話があまり頭に入ってこなかった。
一つ気になりだすともうなかなか。
次から次へと気になりだしてしまって
でも一方で、{netabare} 南極観測船しらせに乗り込んでから南極に着く{/netabare} まではもんの凄く楽しめました。
{netabare} 自分も不思議な船旅してるような気がして。
「しらせ」に乗りてえ。{/netabare}
ところが{netabare} 南極についてからの生活が割とインパクトが薄く、サラッと感。
(本筋のお話は盛り上がってましたよ)
南極といっても夏だし昭和基地だしそれがリアルなのでしょうけど、ちょっとがっかり。
どうせ突拍子ないことするならウィルスもいないマイナス60℃の世界「ドームふじ基地」で越冬{/netabare} してほしかったなーとか詮無いこと考えたり。。
結論:やっぱ「南極料理人」は面白い