菊門ミルク大臣 さんの感想・評価
3.9
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
盛り上がらない終盤
どういう話になるのか見え見えな回が多いです。
ただし別にそれが悪いかというとそうでもなく演出や演技、画力でいい感じに見えなくもないけど何せ見え見えなので感動の度合いは薄い上安っぽさが出ているように思いました。
まぁでも悪くないとも言えなくもなかったのですが、12、13話は茶番でしょう。
残党呆気ないのでそこらへんの心情のやりとりもスカスカになってしまって残念でした。
ここさえうまくやってくれてたらかなり清々しく終われてたはずです。
演出、演技、描写画力、これが生きて意味を持つにはそれなりの中身が必要なのではないかと思います。
そもそもどこでどういう風に人間性を身につけてうまく手紙が書けるようになったのか、がきっかけはあれども上達するまでの過程すっ飛ばしだったりで気がつけばある程度やれてたり、そこはこの作品においてかなり大事な部分なので唐突にそうするのではなくてもっと深く掘り下げてくれないと…
感動を売りにし過ぎたのかな、力技でそっちに持っていこうとし過ぎたのかなとそんな気がしてなりません。
なまじ見た目のクォリティが高いから内容も期待してしまった、し過ぎて厳しくなったのかもしれません。