ピピン林檎 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ルルーシュとの比較で、シャアのクソっぷりが良く分かる作品でした。
※Ⅰ~Ⅵまで全部併せた評価・感想です。
愛する妹ナナリーが{netabare}幸せに生きられる世界を作るため{/netabare}に全力で戦い抜いた『コードギアス』のルルーシュ君にくらべると、同じダーク・ヒーローでも、こちらの作品のキャスバル・ダイクン(偽名シャア・アズナブル)君は一体何なんですかねぇ。
私にはとんだ自己チューのクソヤロウにしか見えなかったんですが????
(※実妹セーラに {netabare}冷たすぎる {/netabare}←TVシリーズ(無印ガンダム)ではここまで酷くなかったはずですが)
それでも、シャア君(※偽名)がはっきりと主人公を務めたⅠ~Ⅲまでは、まだ興味深く視聴できたし、特にⅢはなかなか面白いと思いましたが、{netabare}彼の好敵手となるアムロ・レイ君や彼らの想い人となるララァ・スーン嬢{/netabare}が出てくるⅣから先は、どうもシナリオ散漫になってしまった印象で、作画の方もしばらく前に制作された『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』に比較してむしろ劣化しているような気がする始末で、本シリーズ全体の評価はそれほど高くはなりませんでした。
あくまで個人的な感想ということで。
◆制作情報
{netabare}
原案・原作 矢立肇、富野由悠季、安彦良和(角川『ガンダムエース』2001年6月-2011年6月連載)
総監督 安彦良和
監督 今西隆志
キャラクターデザイン 安彦良和、ことぶきつかさ、西村博之
メカニカルデザイン 大河原 邦男、カトキハジメ、山根公利、明貴美加、アストレイズ
脚本 隅沢克之
音楽 服部隆之
アニメーション制作 サンライズ{/netabare}
◆各話タイトル&評価
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
============ 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (2015年2月-未完) ===========
Ⅰ 青い瞳のキャスバル ★ 4.0 (2015年2月) ※約63分
Ⅱ 哀しみのアルテイシア ☆ 3.7 (2015年10月) ※約58分
Ⅲ 暁の蜂起 ★ 4.3 (2016年5月) ※約68分
Ⅳ 運命の前夜 ☆ 3.8 (2016年12月) ※約69分
Ⅴ 激突 ルウム会戦 × 3.4 (2017年11月) ※約84分
Ⅵ 誕生 赤い彗星 ☆ 3.5 (2018年5月) ※約84分
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)2、☆(並回)2、×(疑問回)1 個人評価 ☆ 3.7
主題歌 ※毎回変わる