TAMA さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
飯テロアニメ… …やないやと!? 殺し屋が蔓延る博多での出来事。
最初に視聴した時に『デュラ○ラ』かな?ってイメージでした。声優さんも数人『デュラ○ラ』に主演してる方だったので余計にそう思います。
原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全12話・30分アニメ)
んー…
復讐屋が少し理不尽だなと思う所がありましたが、伏線などは分かりやすかったですね。ネタはまあまあでしたが伏線や駆け引きは分かりやすいぶん、少し安っぽく感じました。
『セアカゴケグモ』…キーアイテム過ぎでしょ。
簡単にあらすじを書くと…
中国雲南省で育った『本名・林 憲明(リンシェンミン)→仕事名・林 貓梅(リン マオメイ)』、家が貧しく母子家庭(母・憲明・妹の3人)。
家族を助ける為に自分を人身売買し、行き着いた先は殺し屋養成機関。そこで色々あり5年を過ごす。
そして時は流れ多国籍マフィア「華九会」に雇われ殺し屋家業をやっていく。
しかし「華九会」とトラブルがあり、標的だった『馬場善治』と行動する事になる…
と、簡易版です。
本当、最初は「博多」の「豚骨ラーメン」の話かな?と思ったらなんと血生臭い内容で(汗)
タイトルもまさか…ってコレはネタバレになるから書かない方が良いのかな。
ま、「豚骨ラーメン」は出るっちゃあ出るけど本当にちょっと。ナイフや銃や爆弾や刀等々が出るサスペンス系でしょうね。
中国って「農村戸籍」とか「都市戸籍」とかあるんですよね。社会保障、生活、経済など相当な格差があります。勿論手厚いのは「都市戸籍」です。
一応2020年には改善するような法案があるらしいですがどうなるやら…と、話がズレた。
なので『林 憲明』みたいな人身売買などは普通に行われてるので設定はスッと入って来ました。
妹の末路も納得はしたけどあまりにも…
調べてもらえれば分かると思いますが「農村戸籍」の収入や社会保障の無さはビックリしますよ。
あまりにもヒドい。
人身売買、女の子、処女かどうかでも値段が違います。確か若くて処女だと「300万円前後?」って記事があったかな。
男の子の場合は本当キツイ…。
この作品、ここら辺の記事も調べたのかな?生々しいとこはありましたね。
1〜4話までが序章、5〜8話まではサブキャラのエピソードだったり登場回だったり、9話〜最終話まで終章としてまとまっていた。
…斎藤くん、色々災難やね(笑)
OPの曲も合っていたし、ED曲もジャズで作品を盛り上げてました。ED曲は途中『キャラの語り』があるんですが毎回変わります。それもお楽しみ下さい。
他作品『デュラ○ラ』が好きだった、サスペンス系が好き、群像劇が観たい方などにはオススメします。
血が苦手、拷問・人殺しが苦手、サスペンス系が嫌いな方などにはオススメしません。
作中に『明太子』が出てくるんですが、私は嫌いなので知らなかったんですが『明太子』ってかなり種類あるんですね。かと言って食べたいとはなりませんでしたがビックリしました。
博多の屋台も撤去問題もあり、中々大変だろうなぁ。