ぺー さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
霊幻道士には届かず・・・
2018.07.29記
3話で断念・・・せざるを得ない的な。。。
呪術とか○○師とかChinaならではのオカルティックな要素を盛り込んだなにか。
1話観た時に「これは完走むずい」と思った通りの展開となってます。
良くも悪くも made in CHINA です。
ケチのつけようはいくらでもあるかもしれませんが、chineseが共感するだろう要素がふんだんに盛り込まれているので、作画その他のツッコミどころを乗り越えて、比較文化の観点で視聴すると意外な発見があると思います。
{netabare}例えば3話で、瀕死の状態から目覚めた“町”の横でモブがなんかしら話しかけている。そんなの一切無視して“町”は「殺す、、殺す」と連呼すること数分。いくら“愛”に裏切られたと思ってもちょっと異常なくらいの執着を見せます。
まぁ 観てるほうはヒキますわな
せめてモブと会話くらいするとか、目覚めてよくわからない環境にいるわけですから、自身の置かれた状況を確認する所作をするといった描写ならわかりやすいのですがそうではありません。
これがchinese視点だと、
「町!あんたの気持ちようわかるわー」
になります。
これは同族とみなした人物はとことん守る、裏切らないという彼らの基本の倫理観に基づく描写だったりします。逆に裏切ったらただの他人よりも憎し!ってやつですね。{/netabare}
悪偶(あぐう)という設定自体は悪くないし、良くも悪くもクセがあるので世間一般に流通している作品群とはまた違います。
セリフ回しで感じる違和感はchineseにはしっくりくる
物語の展開で感じる違和感もchineseにはしっくりくる
日中の相互理解はこういうところからかもしれません(大言壮語)。
自分はせめて、キョンシーが出てくる往年の香港映画みたいなつかみがあったら観れたかもですが、今のところないので撤退します。
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2019.02.26追記
《配点を修正》
2018年観てきたアニメの中でも群を抜いて意味不明でした。
一方で、これだけ尖っていると印象も薄れず、変な気分にさせられる不思議な作品です。
誰にも知られずひっそりと埋もれていくであろう作品でしょうが、一点褒めるとしたら、OPですね。あれはカオス!