試しに作ってみた さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ピアノが好きなら見るべき!普通に面白いです
私も上手くはないのだけれど、昔エレクトーンをやっていたので、少し懐かしく感じました。そして、ピアノっていいなぁって気持ちになります。
お話は無駄がなく作られており、一話一話いいテンポで進みます。天才ピアニスト?vs努力家ピアニスト のお話です。
森に捨てられたピアノで、小さい頃から一人でピアノを弾いて育った、主人公の海くん。楽譜は読めないですが、聞いただけですぐ両手で弾けます。子供なのに本当にピアノがうまいっ。
それに対して、将来はピアニストになると宣言しながら、小学校に転校してきた雨宮くん。
二人は同じ小学校で出会い、ピアノのライバルとなっていきます。
こういう作品って、ライバルのキャラが悪役で性悪なケースが多いのですが、雨宮くんは、努力家で真面目で、不思議と応援してしまいます。周りの大人には実力を認められるけれど、雨宮くん自身は、海くんのピアノには勝てないと思い、ずっとそれがトラウマのようです・・。
一期では、小学校で雨宮くんと出会うところから、大人になってショパンコンクールに出場し、演奏するところ(途中)までやります。
唯一のヒロイン?は、丸山たかこちゃん。はじめはツンデレキャラだったけれど、コンクールで海くんに助けられて、仲良くなります。
芯が強くて真っ直ぐな女の子で、初登場のシーンが大好きです。大人になると、たかこちゃんの出番はあまりないようで、残念です。
毎回涙涙で見ていました。コンサートとかコンクールって人前で演奏するから緊張しますよね。。弾く前にいろいろと葛藤しながら、みんながんばって演奏します。
そして、小学生時代のコンクールを終えて、音楽を学びながら大人になり、ショパンコンクールの舞台を目指します。
特に、中盤で {netabare} 海くんが本気でピアノを始めるところ、
自分から先生に指導をお願いするところ、
貧乏な家庭事情があるなか、お母さんも先生に海を世界につれていってほしいとお願いするところ {/netabare} が見ものだと思います。
見ていてやる気をもらえます。もう一度、夢を追いたくなるような、そんな作品です。
宇宙兄弟とか好きだったら、こっちの作品も好きかもしれないです。
続きは2019年1月のようです。待ちきれないです。