Lite0922df さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
西尾維新だからこその切り口
まず、見始めた時に驚かされるのは1話あたり50分で編成されているところにあった。それを1か月に1話つまり全12話なので1年間を通して放送していた特殊な仕様にどこか西尾維新らしさを感じたような気がします。
物語としては、七花ととがめが12本の刀を集めるという話。
とがめがどうすれば人は裏切らないのかという問いの結論は愛で動く人間は裏切らないというものだった。ここが個人的には好きだった。
物語は二人の会話が中心でどこかゆったりとして見えるのだが、遠慮がなく特に「死」に関してきっぱりとキャラを殺す一面もある。そんな残酷な世界で「愛」を重要だと言ったことには大きな意味があると思った。
すべてを通して、刀語は一人一人のキャラの個性、生き方、生きる意味が詰まっており面白い作品だったといえる。