dbman さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ほのぼのおっぱいドラゴン
原作:漫画/放送期間:2017年1月-4月/全13話/制作:京都アニメーション
ま~たやっちまった。以前に第1話を視聴したところ、なんか微妙だなと思い放置。しばらく経ってからなんとなく第2話目を視聴したところ…。「なにこれ面白い」状態に陥り、そのまま一気に全13話鑑賞。せめて第3話までは観ないと分からんっていうのに、また第1話で中断するという愚行をまたやってしまった。もちろん、視聴する際のテンションなどにもよるけれど、1話切りはやったらいかんと自分に言い聞かす為にも記しておきます。
ということで、物語は突飛な世界観も持ちながら、基本的には日常系となっており、全体を通して楽しませて頂きました。もちろん、最終回を視聴後に再度第1話を視聴しなおしたところ、面白いものとなっていました。
{netabare}登場するキャラも個性的で、なかでもファフニールが大変いい味出しており、『ダークソウル』とおぼしきゲームから始まり、灰ゲーマーの道へ一直線。終盤ではFPSについて語りはじめ「FFA」なんていうFPSプレイヤーにしか分からない用語まで飛び出し笑わせてくれました。作中では説明されていなかったけれど『CoD』シリーズのフリーフォーオールのことと思われます。私もFFAルールだけで何百という時間を費やしたことか…。
自身が熱中したゲームのこととなると話が脱線しまくるので軌道修正するとして、そんなファフさんを演じているのが小野大輔さん。残念なイケメン代表といえば『みなみけ』の保坂がすぐに挙がりますが、小野D演じる残念なイケメン枠がまたひとつ増えました。
また声優といえば私の大好きな声優さんのひとり、加藤英美里さんが、才川リコを演じておりました。リコちゃんは小学三年生の女子でありながら、カンナを溺愛するさまはちょっと変態気味。ことあるごとに叫び悶えるえみりんの声はなんという俺得。てなことを綴ってしまう私も変態気味。
この流れで記すとロリコンまっしぐらになりそうですが、カンナと翔太くんがめっちゃ可愛くて癒されまくりでした(親目線的な意味で)。特にカンナちゃんは、途中から人間界にやってきたドラゴンということで物事を何も知らず、街で覚えた「マジやばくね」というセリフが後に学校のクラス内で流行らせる伏線になっていようとはw
作中では、これでもかってくらいに爆乳キャラが登場し、おっぱいネタが多数見受けられたけれど、おっぱい星人でない私としてはあまり反応できませんでした。ただあまりにもしつこく描写されるものだからおっぱいに挟まれ続ける翔太くんについに笑ってしまった。しつこすぎるからあんなん笑ってまうわ!w
ちなみにドラゴンがゆえということなのだろうが、カンナやルコアの脚がめちゃくちゃムッチリなのが気になりました。これでもかってくらいのムッチリ具合、どこかでみた事あるなあと記憶を探ってたら思い出した。『RD潜脳調査室』ですわ。だからどうしたって感じだけれど、自分的にスッキリ。っていう、かなりどうでもいいことばかり記していますが、日常系は特筆する箇所が少ないためご勘弁を。
それとオープニングにある、フライングしながらクルクル回る描写はクッソ笑わせてもらいました。OPアニメーションで笑ったのは最近では『このすば』以来。あのカットを考えた方にはセンスを感じます。さすが武本康弘氏。ともあり楽曲も良かったし、作画やアニメ描写も終始高水準で安定、演出面も申し分なし。声優陣もベテラン揃いとなっており、言うことなしに面白い作品でした。
▼キャスト
小林:田村睦心
トール:桑原由気
カンナ:長縄まりあ
エルマ:高田憂希
ファフニール:小野大輔
滝谷真:中村悠一
才川リコ:加藤英美里
才川ジョージー:後藤邑子
ルコア:高橋未奈美
真ヶ土翔太:石原夏織
▼制作
アニメーション制作:京都アニメーション
原作:クール教信者/漫画:既刊7巻
監督:武本康弘
シリーズ構成:山田由香
キャラクターデザイン:門脇未来
▼主題歌
オープニングテーマ「青空のラプソディ」歌:fhána
エンディングテーマ「イシュカン・コミュニケーション」歌:ちょろゴンず(トール、カンナ、エルマ、ルコア)
{/netabare}