退会済のユーザー さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「何じゃワレぇ!(前田佳織里ボイス)」「いてもうたるぞゴルぁ!(赤尾ひかるボイス)」「おぅ、オモテ出ろや!(貫井柚佳ボイス)」とドスの利かない声で言われても・・・
暴力団ネタとしてよくTVで使われる「仁義なき戦い」のテーマ曲。
チャ~ァァァァ、チャ~ァ↓ラ↓ラ↓ラ↓ラ↓ラ・・・と、なにやら音程が崩れ出し、楽しいアイドルソングに切り替わるオープニング!(しかし歌詞が・・・) この時点で笑ってしまった。
早とちりで犬金組の不始末をやらかしたヤクザ三人が落とし前として、
①臓器売買のドナー
②売れると結構いい儲けになる流行のアイドル興行
の二者択一を組長に迫れた健太郎(兄貴分)・リョウ・和彦は命が無事ならばとやや躊躇はあるものの②を選択。
さっそくタイ国に行かされ全身整形&性転換、帰国後は地獄のようなアイドル特訓&メンタル改造を受け、晴れて地下アイドルグループ「ゴクドルズ」としてデビュー。愛くるしいスタイルと笑顔の中身はヤクザのオッサンというギャップ。時折出てくる「素」の状態。ゴクドルズに関わったせいで人生を狂わされた人々たち。気分次第ですぐパワハラしてくる犬金組長。と、様々な人間が絡んだ極道コメディ。
主役に男女両方の声優を使うというのは「らんま1/2」(他にもあったような気がするが思い出せない)以来。しかも3組分という贅沢さ。
特徴としては「動き」がありません。会話は口パクのみ。でもカット数はふんだんに使いタイミングのいい(笑いの)演出をしているので、ストーリー進行はそれほど違和感なく思えます。「下手な画」の「下手な演出」のアニメよりマシなのでは?
動かない分、作画評価は下げてますが中々楽しく見せて頂きました。