「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅(TVアニメ動画)」

総合得点
70.6
感想・評価
281
棚に入れた
875
ランキング
1537
★★★★☆ 3.5 (281)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.5

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

追記などはNHK版で

いきなりの自分語りですみません。
 2010年に地デジ対応でテレビを買い替え、そのテレビが外付けハードディスクを
接続することで録画できるということで、多くのアニメを録るようになったのが2011年から。
 で、空き領域が減ってきてから、古い順に再視聴して、円盤に焼くなり、
そのまま削除するなりしたのですが、いずれにしても鑑賞記録的なものを残しておこうと
思ったのが、ここを利用させてもらうようになったきっかけです。
 その後、アマプラ、ネトフリ、Dアニメなどに加入したので、円盤に焼くことはほとんど
無くなってしまいましたが。

 それから次第にペースが追っ付かなくなって、ハードディスクを増設するようになりましたが、
そうなると放映時期とレビューをアップする時期がどんどん乖離するようになってしまい、
リアルタイム視聴時期の感覚が掴みづらくなってしまいました。
 そこで視聴直後にメモ的なレビューを書いて、ハードディスク内のデータ処分時に
加筆修正するのが現在のスタイル。
 まあ視聴直後のレビューは次第に書く内容が増えてきており、もはやメモレベルじゃ
なくなっていますがw。

 と言うわけで本作もそうする予定でしたが、NHK版が本作に劇場公開された「
銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」(以後、星乱と表記)を加えたものになっていたので、
こちらはそのままにして、星乱部分も含めた加筆修正的内容はNHK版の方に書きます。

2021/02/23


以下がレビュー。


 原作は既読。

 一時は原作に相当はまったクチで、過去作のOVAや劇場公開作品も視聴済み。
 そのためにどうしても過去作との比較という観点で観てしまった部分はある。
 キャラクターデザインに関して、ネット上では過去作の方が良かったという意見をよく目に
したが、個人的にはそれはそれ、これはこれという感じ。
 デザインだけでなく、性格を始めとする人物像の捉え方も若干の差異が感じられたが、新旧
スタッフの解釈の違いがむしろ面白かった。
 メカデザインに関しては本作の方が好きかなあ。加えて艦隊戦の作画などは技術の進歩か、
本作の方が迫力を感じた。ただ会戦そのものの戦術的描写は判りづらくなっていたような。

 ストーリーに関しては基本的に原作準拠といった感じだったけど、全体的に説明不足な感じが
した。
 最初は話数が少ないためかなと思ったが、話数に対してのストーリーの進行位置はOVAと
そう大差なく、原作からの取捨選択があまり良くなかったのかなと。
 この説明不足感のもう一つの要因はナレーションが減ったことも大きいように思えた。
OVAでのそれは状況説明にかなり役立っていた感があったので。

 ジャンル的には宇宙SF、あるいはスペースオペラなんだろうけど、本質的にやりたいのは
歴史劇、政治劇で、宇宙うんぬんはそのための舞台装置といった感じ。他の田中 芳樹氏のSF、
ファンタジーもそんな印象だけど。
 正直SFとしてはツッコミどころ多々なのだが、その辺はご愛敬といったところ。
 で、肝心の歴史劇、政治劇としての面白さは序盤ゆえに、これから面白くなってくるという
段階で終わってしまった。

 昔はラインハルト・フォン・ローエングラムやヤン・ウェンリーの優秀さに素直に
惹かれたが、本作視聴時にはこういったキャラを引き立たせるためか、敵やライバルのキャラが
お馬鹿に描かれているところが気になってしまった。年取ったのかなあ。
 続きは劇場でということで、1クールの締めとしては妥当な感はあるが、本作が観客を劇場に
呼び込む力があったかと言われると微妙な感じ。

2018/07/23

投稿 : 2021/02/23
閲覧 : 319
サンキュー:

4

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