ゲリオ さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
試合描写が上手くない
きらら版スポ根アニメ。
申し訳ないがテンポの悪さが目立ち、個人的には面白くない凡作だった。
何が面白くないって、ずばり試合シーンである。
とにかく眠気が半端なくて、深夜にMXのオンエアを生で見てたら100%寝落ちすること間違いなし。
原因はビーチバレーという競技そのものにある気がする。
プレイヤーが1チーム2名というのはどうしても単調になりがち。
加えて演出が非常に緩慢で冗長。1点取るたびにプレイヤー4人の表情と観客のカットを入れたりする演出など、テンポ悪すぎるから止めてほしかったけど、最後までずっとそのままだった。
さらに南国のリズムを感じさせるBGMも睡魔を催すトラップと化してる。
これで眠くならない方がおかしいだろって。
キャラクターも特段魅力のある子はいなくて無個性な印象。
みんな乳がデカいかデカくないかの違いくらいしかなかったかなw
そういや新入部員のシークワーサーちゃんは事実上数合わせみたいになってるけど、自分は試合に参加できなくても良いのだろうか。まあ、本人が満足してるみたいだからいいけど。
良かった点を見出すのは難しいが、しいていえばキャラの肉々しい女体だろうか?
とてもきらら作品とは思えないくらいのムチムチした肉付きであり、拘りを感じるキャラデザだったので、そっち系フェチの人にはお勧めできる作品だったかも。
あと背景の作画が綺麗だったかなーって…とりあえずそんなところくらいか。
スポーツを題材にしているとは言え、きらら枠から逸脱してないスローテンポなアニメだった。
ただ、スポーツ物でこのスピード感の無さはどうしてもいただけない。
同クールで放送されていた"はねバド"の試合描写は、同じような競技にも関わらず瞬きすら許されない迫力だった。(まあ、それ以外の要素で粗の目立つアニメだったが)
なのでビーチバレーというアニメ向きでなさそうな種目も演出によってはもう少し盛り上げようもあったと思うんだけど、やはりきらら作品にそこまで求めてはいけないのかな。
結局のところ女体でブヒれればそれで良いのかもしれないね。