RFC さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
化物語Zero 序
化物語の不思議な魅力に惹かれ、これも当然視聴。
【作品概要】
化物語(無印)のさらに前。
阿良々木暦が吸血鬼になった春休みの物語。
【作品に対する感想】
まあ、3部作の前振りの話ですよね。
鉄血篇はキスショットの手足を取り戻すための
闘いが始まるという前振りの話。
今後に期待ですね。
劇場版だけに流血などのグロは遠慮なしといった感じです。
苦手な人は要注意です。
1)物語
序盤ということで可もなく不可もなくです。
2)作画
劇場版だけに絵はすごく綺麗になってます。
化物語の単純化された絵が劇場版でどうなるのか
懐疑的でしたが、十分なレベルだったと思います。
特に冒頭の炎上した阿良々木君は凄かったですね。
あとは{netabare}キスショットの吸血シーン。
グロシーンであるはずなのに、甘美でエロティックに仕上がってました。
{/netabare}
月姫もこれくらいやってくれたらよかったのに・・・。
5)キャラ
①阿良々木暦
阿良々木君の行動原理がよく分かりません。
死ぬと解ってて見ず知らずの吸血鬼(キスショット)を
助けようと思ったのはなぜ?
自殺志願者?
もはや正義感だけでは説明がつくレベルではありません。
キスショットの魅了の魔眼に囚われてたとか?
ところで阿良々木君が炉に目覚めたのは、{netabare}幼女化したキスショットを
撫でた時ですかね?{/netabare}異常に興奮してました(笑
②羽川翼
てっきり春休みの何らかの事件の結果、
阿良々木君に好意を持つようになったのかと思っていたら、
初めから好意があったように見えます。
なんで?
あと羽川さんがパンチラ要員になっているような気がして
不憫でなりません。
ちょっと主要キャラ二人の行動原理がよく分からず「?」でしたね。
③忍野メメ
暦のピンチを助けますが、忍野ファン拍手喝采の活躍です。
この人の場合、仕事の内容がたまたま合致しているのと、
金銭で動いているので、まあ違和感はなかったです。
ただ、油断してたとは言えキスショットを追い詰めた3人を止めた
戦闘力の持ち主が、ブラック羽川さんに手も足も出ないというのは
ちょっと違和感があります。
④キスショット
たぶんこの後奪われた手足を取り戻すんでしょうが、
化物語本編でも忍野忍としてちっちゃいままですね。
なんでかな~と思ってます。