pister さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シランパカムイ、レラカムイ、あいつをあいつを連れ戻して~
めざめよ、冒険心。
ってことで面白い(原作未読)。
と思ったら、友人曰く良くも悪くも原作まんまらしく「原作読めばそれでいいかな」とのこと。
えええ~。
アイヌが矢毒にトリカブト使うとかヒグマは火を恐れないとか、ついフフっとなってしまうネタから、アシリパへ隠し財宝の話を隠し事せずに語ったり、最初から明快な目的の提示してて好感触。
宝の暗号は設定的にどうしてもスペースコブラを連想してしまいますが、彫ってあるのは元囚人のおっさんばかりってところで差を出した感じか。
ってか早くしないと囚人がどこか行ってしまう・死んで地図ごと荼毘に付されてしまう・野生動物に食われてしまうっていうタイムリミット付きなのも好印象。
世界状況的にも世界大戦に向かってる気運があって、早くしないと目の治療に海外行けなるってのもタイムリミットか。
一番の魅力はアイヌの生態っていうか…その、角が立つこと言っちゃうかもしれないけど、そこらの異世界モノよりよっぽど異文化が描けてる。
見てて「その世界・その時代」へ入り込んだ気分になる、異世界モノよりよっぽど見知らぬ地へ旅行した気分になる。
ってか異世界モノもこれくらい掘り下げれーや、シェアワールードに甘えんな。
さすがに解説役のアシリパが物分かり良すぎかな?と思わなくはないけどそこは作者も分かってたらしく、「どうしても譲れない価値観」としてオソマを用意したのは秀逸。
しまいには美味いオソマをチラチラと催促し出して…愛い奴め。
とはいえ、さすがに後半ギャグに寄り過ぎかな?とも思ったり。
と思ったら2期決定って発表があって…お、おう、じゃあいっか。
最終的な評価はそっちへ持ち越し、お預けってことになってしまいました。
ってかね、こりゃ原作読もうかなーと思ってたんだけど、2期発表されちゃったら…読めないじゃーん?それ終わるまで。