まあ君 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
良かったと思いますよ。
原作小説、旧アニメ共に、外伝含め全部見て(読んで)ます。
勿論日本アニメ史に残る傑作だと思っています。
その立場としては、比較なしに純粋な評価は難しいのだと思います。
良かった点としては、まず懐かしく見れたこと。そして、それぞれがこの先どのような運命を辿るのか、それなりに判ってしまっているので、この12話は、最初の最初、本当に始まったばかりという見方になります。そうすると、「新作の12話」に対して、何かケチをつけようという感じにはなりませんでした。
作画に関しては、綺麗という言い方をすればその通りだと思いますが、個性が薄まり気味な印象を持ちました。この作品は、トップの二人以外にも思い入れの持てるキャラが多数登場するので、この点はむしろ旧作の方がはっきりしていて良かったような。。。CGの欠点を感じたような気がしました。
声優に関しては、頑張っていたと思います。特にヤン。
旧作は、80年代終盤から90年代にかけて制作されていますが、それまで、主役を張ってきた方々が本当に総動員されたような感じでした。これと比較するのは少し可哀想な気がします。見る前は、ヤンを誰がやっても、あの人を超えることは絶対に不可能だと思っていましたが、今回のヤンは、そんな予想を裏切って、十分善戦していると思います。
この次の12話は映画館らしいので、できれば観たいと思っています。
ただ一方で、今のご時世では、最後までやってもらえる可能性はかなり低いと思うので、それであれば、旧作アニメをじっくり時間をかけて制覇することをお勧めしたいかな。そのきっかけづくりという意味での存在価値もあるのかなと思いした。