たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
日本の社交ダンスのレベルがよくわからないので
スポーツ物の漫画やアニメは非常に多い。海外コミックではほとんど皆無と言って良いほどなのだが、何故かとりわけ日本においてはスポーツ物の漫画がごまんと存在する。しかも各ジャンルを網羅するレベルであり、日本の漫画が幅広いことを象徴している。
この「ボールルームへようこそ」はまず作者が女性であり、ダンス時の衣装デザインにかなりこだわりを持っていることが挙げられる。「ユーリONIce」もそうだが、女性の視点というのは男性の技術や戦略などの計算上の謀ではなく、如何に洗練されているか「美しいか」に趣をおいている。なので、アイススケートだろうが社交ダンスだろうが、まるでミュージカルを見に行く視点で描かれているので、スポーツものといっても男女でこうも違うのかと思ってしまう。
アニメでもダンスシーンの作画の気合の入れ方は凄まじいものがあり、そういう映像を研究しないとこういうリアルな動きは表現できない。
そういう意味ではプロダクションIGの作画陣(恐らくハイキューも手がけているスタッフだろう。)は凄腕ぞろいだと言える。
内容に関しては少年ジャンプのスポーツ漫画の後追い感は正直否めない(女性が原作担当なのも含めて)が、原作が月刊誌であるからか破綻なく進む感じがマガジンらしい。
しかし、これは個人的な見解として日本の社交ダンスのレベルがよくわからないので衣装がきれいだとか作画がうまいとか技術的な部分はよくわかるんですが、肝心な内容にリアリティがあるのかはよくわかりません(笑)ので。。。正直そこまでのめり込めませんでした。
球技や陸上などのスポーツならまだ知識があるんですけどねー。。